2011/1/27

視察報告・倉敷  活動報告

 昨日までの今回の政和会行政視察について簡単にご報告したいと思います。今日はその第1弾です。
 初日24日の午後からは、倉敷市に伺い、市民広聴関係の市民提案制度・市民モニター制度・市民ふれあいトークについて、地球温暖化対策関係の『グリーンくらしきエコアクション』についてをご享受いただきました。
 市民モニター制度とは、インターネットを活用して、市政や市民生活に関係の深い課題などについて、任意に制度に登録している市民にアンケート調査を行うもので、平成21年度から始まったこの制度の昨年末までの登録者数は933名、アンケート回数は19回、平均回答率は51.1%ということでありました。
 この制度により、迅速に安価で調査が実施でき、タイムリーに市民ニーズの傾向を探るには最適である一方、無作為抽出調査と比べ代表性に欠けるなどの問題点が課題として指摘されたようでしたが、インターネットによるモニター調査と平行して、郵送調査、窓口調査も実施しているとのことでした。
 現在、座間市議会では、市民の皆さんに、議会改革についてのアンケート調査を行うことを予定しています。調査方法や費用についてなど様々な議論がありましたが、もし倉敷市で実施しているこの市民モニター制度のようなかたちがあれば、最も有効に活用できたのではないかと考え視察項目の1つに入れたものでした。いろいろ話しをお聞きして、本市の各部各課での活用も十分考えられる制度ではないかと思いました。
 次に『グリーンくらしきエコアクション』については、平成20年6月の「地球温暖化対策の推進に関する法律」の改正により、地球温暖化対策実行計画の策定が特例市以上に義務付けられたことから、中核市の倉敷市でも策定の義務が生じたため、今年度中に策定するよう作業を進めているとのことですが、地球温暖化の影響は予断を許さぬ状況から、それに先立ち、平成21年3月に環境団体、環境NPO、PTA、消費者、事業者の代表など11名により構成された『グリーンくらしきエコアクション策定委員会』を組織し、地球温暖化問題を市民一人ひとりが共有し、誰もが今からでも取り組むことができる具体的な行動計画を示すとともに、早期に実行に移せる体制作りを目標に入り、パブリックコメントを挟み9回の策定委員会を開催し、平成21年10月にまとまったのが『グリーンくらしきエコアクション』とのことです。
 『グリーンくらしきエコアクション』は、10のアクションから構成され、家庭・地域・事業所の各主体の役割と取り組み方法、サポートしていく市役所や環境NPO、各種団体などとの協働による推進体制が規定され、特に家庭向けには『家庭版』を作成し、分かりやすい啓発に努めているとのことです。
 以上のことからも分かるように、倉敷市では積極的に地球温暖化対策に取り組んでおり、住宅用太陽光発電システムの設置補助はもちろんのこと、住宅用LED電球・LED照明への取替え補助(3万円/kW、上限4kW・12万円)、電気自動車購入・充電設備設置補助(20万円/台、10万円/基)、電気自動車の普及啓発モデル事業(土・日・祝日に公用の電気自動車3台を市民と県外からの観光客に貸出)、緑のカーテン推進と緑のカーテンコンテストの開催、エコドライブ推進事業などを行っており、市民の関心も高く、大きな成果をあげているようでした。
 住宅用太陽光発電システムの設置補助、住宅用LED電球・LED照明への取替え補助などは活用が多く、予算を超えて増額補正を組むほどの反響があり、電気自動車の普及啓発モデル事業は予約でいっぱい、緑のカーテン推進事業は小・中学校、公共施設での取り組みはもちろんのこと約6,000軒の家庭が参加し、緑のカーテンコンテストでは、家庭の参加に限定されたものが事業所からも参加を希望する声があがるほどだそうです。特に興味をひいたのは、住宅用LED電球・LED照明への取替え補助で、本市で取り入れるには財源的な問題はありますが、市民にとってはとても身近なことから始められるエコ活動の1つと感じました。
 倉敷市は中核市ということであり、地球温暖化対策実行計画の策定が義務付けられたことがきっかけによる積極的な地球温暖化対策の取り組みとはいえ、本市との取り組みとは大きな差を感じたものでした。
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