またぞろファミリーツリーを作る気になってきた
御存知の方も多いでしょうが、数年前WembleyライブのDVD日本盤の付録を依頼され、Move/ELOのファミリーツリーを作りました。様々な制約もありましたが、個人的にはまずまず満足のいくできかと思っています。そうは言っても、たとえばBrum Rocked Onを購入したり、新たな情報は年々増えていきます(その中でも貴重なのは、ミュージシャン自身がウェブ上でもたらしてくれるバイオです)。なんとかそれらを反映してアップデートしようと思っても、それがなかなかうまくいかないのが続いていました。
ひとつの理由は、いいアプリケーションがなかったことです。前のファミリーツリーはMacDraw Proで作ったもので、許容される最小のフォントを使ってさらに縮小をかけてA3サイズいっぱいにツリーを展開することができたのです。さらに、バンド名をつなぐ折れ線も、曲がり角をうまくつなぎ合わせることができました。
ところが、OSXではクラシック環境ですらMacDraw Proが動かなくなってしまいました。クラリスドローは動くのですが、折れ線のつなぎ方が同じようにいかず。ではOSXでの後継ソフトといえるAppleWorksではどうか。これも同じような使い勝手で、快適とはなかなか言えなかったのですが、辛抱してこれで作らざるを得ないと思っていました。おかげで作業が進まないことこの上ない。
しかもAppleWorksは既に開発終了。かつてGUIで一世を風靡した筈のAppleが現在提供してくれているドローソフトって、一体何があるんでしょうか? 定番のAdobeのソフトは使ったことがありません(私が期待している機能があるかどうかわからないので)。Keynoteで作る? 世の中にはPowerPointで図表をなんでも作ってしまう人もいますが、広大な用紙をこつこつ埋めていく作業に、プレゼンテーションソフトを使うのはいかがなものかと思います。
さて、このアプリケーション、以前から存在は知っていたのですが、どうやって使ったらいいのかわからない(上手な使い方、という意味で)ので、ライセンスはしていたのですがあまり開いていませんでした。それが、どうも新バージョンが出た、しかも今年になってから旧バージョンを買った人には無料アップグレードということで早速使ってみました。

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