
年明けにふさわしい明るい歌、といえば、ジェラール・ルノルマンの
「La ballade des gens heureux」。(←はparoles.netより。1975年。彼自身の曲で、彼とピエール・ドラノエの作詞。)
その「幸せな人達のバラッド」(邦題は「幸せのバラード」)を、
ルノルマンがギターを弾きながら歌っているのを、こちらで、観ることが出来ます!。
曲も詞も、歌いやすくシンプルだけど。
「僕らの古い地球だって、ひとつの星。だから君だって少しは輝いている。僕は君にバラッドを歌いに来たよ。幸せな人達のバラッドを。」と、始まって・・・、特にえらくもないのに神様に対して親しく「君(tu)」で話す君・・・、最初のページを書こうとしている多分新米ジャーナリストの君・・・、郊外の家の小さな庭に木を1本植えた君・・・、に、「僕はバラッドを歌いに来たよ。幸せな人達のバラッドを。」と繰り返す。
次には、「眠っている彼を見ている君。その子は君のこども。君に少し似ているね。」と続き、ここの繰り返しでは、主語が「僕(je)」から、「みんな」あるいは「私達」も意味するonに変わって、「彼に」または「君に」「バラッドを歌いに来たよ。」と変化していきます。
それは、多分コンサートなどで、ここまで歌うと、繰り返しを観客みんなで歌える!ということを予想している、ということで、なかなかうまいな〜!と思います。
そして、最後には、「大聖堂(カテドラル)でのコーラスのように、一生懸命な鳥のように、君は今、バラッドを歌ったね。幸せな人達のバラッドを!」というふうになっていて・・・、みんなで歌い終わると、本当にうれしくなる、と思う。。。
シンプルでありながら、繰り返しの細かい変化が心憎い、そして感動的な歌でもある・・・と思います。。。

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