実家近くの海で座礁事故があった。
あの地域は数年前にも大風で送電の為の大型鉄塔がバタバタとなぎ倒された事があり、あの時は農業用ビニールハウスへの被害も大きかった。だがどんなに降っても砂地の為か、いわゆる水害に見舞われる事は少ない。(いや利根川沿いの防波堤よりもかなり低い土地は別だけどね)
よく、街ごと集落ごとで水没した映像をテレビで見るけど、ハッキリ言ってピンとこない。そういう危険のある場所に住んだ事が無いから今ひとつ想像がしにくいのだ。いくら低いったって、どんな土地だってどこかしらから排水できるはずジャン。なんでたまっちゃうのよ!?そう思っていた。昨日までは。ところが。。。
これを見て欲しい。後ろにあるのが実家のビニールハウス。手前はまるで池の様。
別の角度から見てもすっかり池。
だが、池ではないのだ。正体はサッカーグラウンド。元々ここいらは各区画毎に『ミヨ』と呼ばれる排水溝が掘られているのだが、グラウンドを整備した際に埋めてしまったのだという。その結果がこれ。
道一本挟んだ隣のグラウンドと比べてみよう。

上の写真も、本来こうなっているはずである。
撮影したのは8日昼、水深は最大25〜30cm。前日はもっと深かっただろう。
ちなみに実家のビニールハウスも一棟やられていました。風が治まってからでないと張り直す事も出来ません。

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