先日久しぶりに「石井いさみ」の絵というか漫画を見た。
NHKの新番組「あの歌がきこえる」の第一回放送で、サザンの「yaya〜あの時代を忘れない」にまつわるエピソードを彼の漫画で紹介していたのだ
アニメではなく漫画、動かないし基本的にはモノクロ(だったか)誌面そのままの形体だった。
「石井いさみ」といえばご存知『750ライダー』
週刊少年チャンピオンに長期連載されて人気を博した作品で有名だ。
(私も大好きで、その後中型バイクの免許を取ったのには少なからず影響があります。笑)
人気作品故、劇画色の強い硬派な学園モノとしてスタートしたものの、当時の世相に押され、どちらかといえば軟派な学園ラブコメになってしまった経緯もあり、作品のカラーが変わるにつれ絵柄もどんどんかわいくなっていった。(初期に登場していた男気あふれるナイスガイや目つきの悪いキャラ群の何人が消えていったことか。。。)
途中、別冊の特別編集誌で発表したのが、コメディではなかったことからも、石井氏の描きたいこととは、どんどん離れていったことが想像できる。
人気漫画家の悲哀は「鴨川つばめ」に限らず誰の身にも降りかかっていたのだろう。
もっともこれはチャンピオンの秋田書店だけの話ではなく、少年ジャンプの人気若手が蟹工船並みに使い捨てられるというウソかマコトかの話もあるくらいだ。
話を戻そう。
番組のエピソードで当時高校生だった主人公が、淡い恋心を抱く幼馴染みの男子生徒から「yaya」を借りるシーンがあったのだが、音源として登場したのはあろうことかCDだった。
あの頃、高校生がCDを持ってるなんてチョット考えられない!ってか、CDって在ったのか?
良くってレコード盤。いや、『ここはカセットテープだろう!』
相方とツッコンだのは云うまでもない。
ちなみに、サザンが特に嫌いというのではないが、まぁ、好きでもない私。
が、今回取り上げられた「yaya〜あの時代を忘れない」だけは、特別。
大好きなのです。
今後の予定は
番組HPへGo!
元春の「SOMEDAY」誰が描くのかな〜?
(でも、予定されてる漫画家に期待する人物がいない。。。

)

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