今更ですが映画、実写版デビルマンをレンタルしてきました。
アニメ、原作、共にデビルマン好きだし、予告映像や書店で見かけたデザイン集(?)などの素晴らしさで、妖鳥シレーヌがどんなふうに描かれているのか、何より、メインテーマの『人間は護るに値するか?』が興味をかき立てる。うふん
期待を込めて鑑賞開始。
冒頭、主人公のふたり、明と了の幼少時代で始まった。
ド下手!!昨今の子役にはあり得ないくらいお粗末!(最近の子役達、うまいもんね〜)
「ま、この場面だけだからね」と、我慢してたら成長したふたりの演技もどうしようもない!
いったい、なじょして、こんなのが主役?? いっくらなんでもヒドすぎる!
明に魅力が無いからサタンが何故、明に執着するのかも分かんないし。
シレーヌの扱いもいいかげんだし


ジンメンのいやらしさも含めデーモンの恐ろしさが描かれていない!ナメとんのか!!
デーモンより人間の方が恐ろしいから、とおさえて演出したのかもしれないけど(人間の方がより邪悪な存在だということを理解させる為にも、何故人間同士が殺戮しあうのかを理解させる為にも)ここはデーモンを絶対的な恐怖として描かなくちゃいけないのだ。単に嫉妬心や猜疑心で自滅する人類の愚かさを描くのであればデーモン抜きで事は足りるではないか。
デーモンの描き方が甘いから人間が狂気に支配されていく過程も不十分なのだ。
演出ダメ!脚本ダメダメダメ!!物語を構成するひとつひとつに説得力が無いから壮大なテーマだけが浮いちゃってる。これほどに大きいテーマ、よほどしっかりした構成じゃないと消化できるはずがないのだ!
もぉネ、特殊映像以外良いとこ無し!
なんかね、そこに予算も持てる力も全部つぎこんじゃって、肝心の映画の土台であるストーリィ作りが、ないがしろになってる感じがして、映像スタッフの自己満足的映画にみえる。
こういうのって良くないよな〜、独りよがりでさ。
特殊技術力の高さを誇示したいんならもっと別の作品を選ぶべきだったよネ。オリジナルの短編でも良いじゃん。
前に見た実写映画キャシャーンもオイラにはアタタ・・・

だったけど、これは、それよりも遥かにイタかった。。。
キャシャーンは、あまりにも予想外のストーリィで面食らっちゃっただけで、それさえなければ悪くないんだけどネ(アニメしか知らないオイラは、エッ?エエッ??これってキャシャーンなん???と戸惑ってるうちに終わっちゃったわけでして。。。)
まぁ、根本の問題として、あの話にキャシャーンを登場させる意味があるとは思えなくって、これこそオリジナルキャラで作るべき作品だったと思われます。(それとも大元の話ってアレなのか?)
どちらも、ネームヴァリューに頼った安易な選択、製作スタッフの独りよがりな作品に見えました。キャラへの思い入れたっぷりなのは理解できるけどね。。。
香港だか韓国だかで実写映画ガッチャマンの製作が計画されてるって話も聞こえてきてるけど、果たしてどんな作品になるでしょうか?
(SMAPが扮したNTTのCMは良かったよね。)
余談ですが、こんなの見つけました。
ガッチャマンの替え歌です。
替え歌といえばラジオで一度だけ聞いた「誰だ、俺だ、カッツェだ〜♪」で始まるギャラクターのテーマが最高傑作でした。たしかほぼオフィシャルだった気が・・・。
誰か歌詞全部覚えていませんか?

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