夜中に放送されたエキシビションをもって全てが終了。試合でのカメラアングルも、新鮮な見せ方が随所にあり「グッジョブ!」でしたし、TVで見る限り
某アナさえいなければとても良い大会でした。
凄まじいほどの会場の熱狂に後押しされて(試合なのに)選手が皆とても楽しそうだったし、大声援に応えてくれた選手も多く、見ていて気持ちが良かったです。実際、あれほどの応援がなかったら高橋のあの点数は出てないでしょうしね。エキシビでは更にノリノリの演技が続出。
ライサチェックは、私の中では「踊る」イメージが皆無なので、衣装にも演目にも、かなり違和感があったけど、考えてみればまだまだ若いんだから、こういうのもどんどん見せて欲しいです。フィナーレのバトル君とのスロージャンプも嬉しいサービス。よくぞ放送してくれました!
試合中、誰よりも多くの声援を受けていたバトル君は、童顔を活用したお茶目なクラウンを披露。後半には、イナバウアーやイーグルもたっぷり見せながら、まるで試合かと思えるほど充実した演技で、世界選手権への期待が高まります。
優勝した高橋は、久しぶりに「バチェラレット」を披露。SP「白鳥の湖」は文句無く逸品だけど、私はこっちの方が似好き。ねちっこくて不健康そうで高橋によく似合ってる(笑)。・・・で、残念に思うのが、これが誕生するきっかけとなった中野友加里の「リトルナーレ」を(彼女が)エキシビでは滑っていないことだ。世界選手権で見せて欲しいな〜〜〜。
ダンス優勝のバーチユー・モア組は、若手らしい溌溂とした演技。同じカナダのデュブレイユ・ローゾン組とは随分カラーが異なって見え、特に女性はベルビン嬢の様な明るい気を発していて好印象です。
ペア優勝のパン・トン組が、しっとりと滑った「アダージョ」は、ペアとしての充実ぶりが伺え、円熟という言葉を思い起こさせました。二人の見た目だけでずっと「ただスポーティーな組」だとばかり思っていたんですが、そうでは無いんですよね。ジャン・ジャン組よりは好きなので、優勝は単純に嬉しかったです。
安藤美姫は、おそらく、エキシビでおろした時にも美しく見える様にカットされたヘアスタイルで登場。(このプログラムで、何度も繰り返す「背中カイカイ」ポーズが個人的にツボ。笑)観客の声援に応える様に投げキッスをするなど、はじけた演技が、コケティッシュで爽やかで且つセクシーな魅力を存分にアピール。楽しそうだった〜〜〜。
ロシェットも負けじとセクシーに。でも、どっちかというとアマゾネス度が高くなっただけの気が・・・(爆)。
フリーで、感情の無い、けれど目標だった「各エレメンツでのパーフェクトな演技」を、ほぼ達成してご満悦だった浅田真央も髪を下ろしてリンクに。でも(全日本後の安藤もそうだったけど)これくらいヴォリュームがある場合はおろさずに上げて欲しいな〜〜。見苦しくってイヤ!
演技はさすがに試合とは違って良い雰囲気。こないだのフリーも、せめてこれくらいだったら、新調したドラマティックな衣装とも噛み合ったのに。。。ま、安藤同様このコもまだ成長途中だから、今後の変化に期待。(このまんまの選手だったら、見られなくったって構わないし。。。)

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