お盆休みは14日〜16日の3日間いただきます。
新人たちには「分解模型を立派に仕上げられれば
長い夏休みを上げる」といったら
せっせ、せっせと分解模型を夜遅くまで
仕上げておりました。
今週は私一人で仕事?をしております。
いつも新人には「建築模型を作ることは作業。君たちは
人を喜ばす仕事をしている」と言っている。
新人たちは建築模型の製作方法を1ヶ月で覚えてしまった。
外観模型のみらず分解模型までも。
平日はイベントの準備、休みはイベントに駆り出され
模型を集中して作る時間もないのに見事、
こなしてしまったのである。
これには私も感激しました。
「雑に作る事は誰でも出来る」
「ゆっくり作るのも誰でも出来る」
「自分たちが楽しむのではなくお客様を感動させろ」
常に厳しく言い聞かせております。
コンピューターを利用し、高さ、幅などの直線を描き
そこを切り込むだけというような速さと丁寧さを考えた
やりかたの進歩には驚きました。
よく建築模型作りは好きじゃないと出来ないと言われます。
正直、今まで作ることが好きな人ばかりを集め作業をして
きました。でもある一定のところまで行ってしまうと誰でも
限界があるのです。誰でも飽きが来るんです。
それが作品にも表れてしまうのが残念なんです。
これではいかん!と新人をたくさん入れ、社のスタイル
を変えました。
もの作りはそのうち飽きる。自分たちは人を感動させる
仕事をしている。と一新しました。
どの世界でも共通することだと思います。
○○屋と看板をあげて商売をしても結局、品物よりも
人なんですよね。どんなに良いものがおいてあっても
店の人がいやだったら行かないですよね。
今回の新人は全員若いです。
素直で、ガッツがあり、好奇心旺盛です。
みな、もの作りも好きですが人が一番大好きです。
イベントなどで人と出会い、人の役に立つ仕事で
あれば何でも出来るという自信になっています。
先月、東京ビックサイトに出展し、いろんな仕事が
入ってきました。「出来るかな?ではなく、やってみる。
ただやるのは作業。いかにその取り組みにお客様が魅力を
感じるかを考えろ。魅力がなければお客様に高い買い物を
させることになる」と気合を入れました。
人を感動させる仕事って、ものづくりに限らず、永遠に
飽きの来ない楽しい仕事ではないかと考えています。
これからも常に向上心をもって様々な作品に取り組んで
行きたいと思います。
その新人たちの作品をそっと
写真をとりましたので添付します。
ご覧になってください。

どうですか?完璧でしょ。

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