「ペットボトル症候群?ハイハイその名前は聞いたことがありますよ。でも今ひとつよくわからないなあ」という方は多いと思います。
ではまずはそれがどういったものであるのか・・・先ずはこのブログへ行ってみてください。この2つのブログ記事にわかりやすく的確に解説されています。(文字をクリックしてください)
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「ペットボトル症候群とは?」
「ペットボトル症候群って知ってる?」
今から30年以上も昔、私が小学校低学年のころ、父によくこう言われました「コーラやサイダー類は飲むな。歯に悪いし、砂糖がたくさん入っていて体に悪いぞ」
医療関係の職業ではない父からこう言われても、あまりぴんと来なかったものの繰り返し言われるとそんなものかと思い、現在に至ってもそういった清涼飲料水はよほどのどが渇いたとき以外は飲みません。
しかし、その教えもむなしくこの20年間で私の体重は53kgから71kgまで増加しています。身長は170cmから変化なしなのに体重だけ18kgも成長した理由はさてなんでしょう?「加齢とともに基礎代謝が落ちるから、若いころほど動かないから」、とよくみんな言いますが、それ以上にビール、居酒屋メニュー、そして屋台のラーメンが原因でしょうね。現状打破のためにビールは最近カロリー半分の発泡酒に替えましたし、居酒屋でもできるだけヘルシーなものを選んで注文するようにしています。運動もこの先もう少しするようにしようと思うので来年の40歳バースデイまでには仮面ライダー腹筋を復活させようと意気込んでいます。
まあそれはさておき、実は19歳から28歳の10年で10kg太ったんです。この原因のひとつにスポーツ飲料のポ〇リやアク〇リ〇スがあります。のどが渇くとすぐこれに手を伸ばしていました。体にいい飲料だ、と思い込んでいたのです。いや、違います、はっきり言って
体にいい飲料だと思い込まされていたのです。CMによって。
『お酒を飲んだ翌朝、どうしてポ〇リス〇ットがよいのでしょう』という名コピー。あれを見てからの私は必ず飲み会の翌日はポ〇リを飲んでいました。しかも朝から1,2本を一気飲みしていましたね。
現在のCMでも海中でテニスをしたり、風呂上りにポ〇リを飲まなかったらミイラになったり、と目に余る誇大広告スレスレのCMが続いているように思うのは私だけでしょうか。
この広告に影響を受けてか、スポーツ飲料を大量に買い込み、「うちの家族はみんなのどが渇いたらこれを飲むようにしている」といったコメントをする老若男女は後を絶ちません。(薬局で販売しているからよくそういうコメントを聞く)
あげくの果てに「別にのどが渇いてるわけではないけど、体によさそうだから飲んでおく。(あるいは家族に飲ませる)」というコメントも登場する始末。
ぜったいCMはやりすぎです。ちゃんと
「これだけの糖分が入っているから、〇〇ml飲めば△□Kcalになります。大量に摂取し続けると体重は増加しますし、中性脂肪も増えます。そして食事を普通に採っている人が1ℓ以上も毎日のように飲んだなら急性の糖尿病を発症する可能性が高くなりますのでご注意ください」とCMの最後に流すべきです。
タバコには「心臓病やガンになる」と表示されているし、医薬品だって「医師、薬剤師に相談しましょう」とCMで流すように義務付けられているんですよ。なんでスポーツドリンクや炭酸飲料をはじめとする清涼飲料水は野放しなんでしょうね。
中国での糖尿病の急増加、そして日本での
小児肥満や糖尿の増加にもこのことは無関係ではないはずです。
ええ・・・また熱く語ってしまいましたが、そういうわけでみなさん清涼飲料水を飲むときには十分ご注意を!子供にも注意喚起を!スポーツドリンク類は食事を摂れない状態の時かものすごく激しい運動後のみにしてください!
蛇足・・・私の父のコメントを上述しましたが実はあの言葉には続きがあります。
「コーラ飲むくらいならビール飲め!そのほうが体にいいぞ。麦芽酵母で大腸がん予防だ!わっはっは・・・」だって。小学生にいう言葉じゃないっつうの。(もちろん当時は飲んでいませんよ。今はその辺で止めとけと言われるほどですが)

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