道の駅・原鶴から車を出す時に、目の前にあった山の上に観音様の姿が見えたので、あの観音様を見に行く事にしました。iPhoneの地図を見て道を確認して向かいます。
この観音様は「香山昇龍大観音」と呼ばれる観音様らしく、全高28mで昇龍観音像としては日本一の高さらしい。観音様の足元あたりが入口になっている。ちなみにこの香山昇龍大観音は招福開運の観音様のようです。
入口付近には他の観音菩薩像があったりする。
手口などを清めるのもありました。ここで使われている水は地下から汲み上げられた水で、金香水と呼ばれる水らしく非常においしいとの事。今生天皇に出された料理にも使用したとか。
金香水の後ろには金香如来の像があります。体の悪いところをこの金香如来像をさすると治るらしい。また、浄行菩薩像には金香水を体の悪いところに流すとこれも治るらしい。真面目に肩こりが最近激しいので、肩にかけさせて頂きました。
その後は香山昇龍大観音参拝へ。参拝する際は中に入るのですが、中に入るときは線香と蝋燭を購入する事が必要とされているらしく、100円で購入して蝋燭と線香を建てる。
蝋燭を建てる際、横には緑色の仁王像があり仁王像に触るとパワーが頂けるらしく、仁王像のあちらこちらを触りまくる。
中に入り香山昇龍大観音に参拝した後は、香山昇龍大観音を囲むように参道がある。この参道沿いには、十二支霊場と呼ばれる御守本尊があり、生まれ年による十二支それぞれの御守り本尊がある。
参道を時計回りにグルっと回ったら、水子観世音菩薩とぼけ封じ観世音菩薩があります。ぼけ封じ観世音菩薩とは珍しい観世音菩薩様です。
その後は展望台があるらしいので、そちらに向かってみる事に。展望台には昔デパートの屋上にあったような子供向けの馬の乗り物が。今では動く事はないようです。
展望台からの眺めはいい。夜景観賞となればやや寂しいものを感じますが。
展望台には何故かスロットマシンも置かれている。これはしっかり動きます。こういう場所になんか不釣合いのような気がしないでもない。
展望台の隣にある「九州三十三観音御堂」へ。この九州三十三観音は霊場巡りの特別霊場という事らしく、見学するのに中へは気軽に入れるような感じではありません。
その隣には「なんでも鑑定団」に出店したものが置かれている。岡本太郎の椅子らしく、そのときの鑑定価格が書かれた札も展示されてました。依頼主の予想価格は25万円で実際に価格は90万円との事。
この椅子は展望台に置かれていたのですが落下して塗装も剥げてしまったため、元々緑色だったのを金色に塗装しなおしたためこの価格との事。元々の塗装色だったら225万円だったらしい。
「あぁ・・・惜しかった」の文字が、ある意味運がなかったのを物語っているようにも見えた。
(続く)

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