気ままな日記

三角西港からは福岡までの帰り道にちょこちょこ寄り道をする。最初に寄り道したのは「長部田海床路」。





海に向かって道が伸びていて、その道沿いには電信柱が建てられている。背後に見える山は島原半島・雲仙岳。





満潮になると道は水没して電信柱が海から伸びているように見えるという名所。一度満潮時に来ようと思う。





次に寄り道したのは「佐田海苔店」。海苔の卸販売をしているらしいが、ここは直売所になるようです。








お客さんはボチボチいるようです。





お店の中に入ると当然海苔が所狭しと並べられているもの。海苔もいろんな種類があるようで、梅味の海苔等の味付け海苔は種類が多い。





試食もできるので気に入った海苔を購入する事が出来る。





ベーシックな焼き海苔も当然あります。このお店で海苔を購入する。





最後に到着したのは最初に待ち合わせした道の駅・うきに到着。ここで最後のお買い物。








この道の駅・うきには新鮮な野菜が販売されていて、人気がある野菜はあっという間に売り切れる。そこら辺のスーパーより価格が安い。








真っ赤なトマトが印象的。





当然野菜以外も販売されており、この土地ならではの商品が販売されている。





お高い牛肉。焼き肉にしたら美味しそう。





適度に休憩を入れて道の駅・うきを出る。このまま松橋インターから九州自動車道に乗って福岡へ。これにて天草旅行は終わり。

天草市五和町からは一気に三角へ。三角から国道266号線と国道57号線に分かれる。今回世界遺産に登録された三角西港に立ち寄る事に。








三角西港は世界遺産「明治日本の産業革命遺産　製鉄・製鋼、造船、石炭産業」で登録されたもの。三角西港の他に全国8県11市に立地している。





この三角西港はオランダ人技師による築港技術に、日本の伝統的石工の技術が果敢に挑戦し成功した港湾都市で明治の三大築港の一つに数えられ、現在も当時の状態をほぼ完全に残している。





明治20年に開港してその2年後には国の特別輸出港に指定され、米・麦・麦粉・石炭・硫黄がこの三角西港から輸出され、貨物の一大集散地になったらしい。





この三角西港は開港当時の雰囲気をそのまま今に伝えている。





浦島屋の建物。文豪･小泉八雲が立ち寄った当時の旅館を写真を基に復元したもので、今ではカフェなどが入居している。








中に入ると中央に階段がある。松江にある興雲閣を思い出す。建物自体は興雲閣よりは一回り小さいもの。





2階テラス。





1階には明治時代の服を再現展示。





何故かお札やコインが展示されている。明治時代に特化されてなく江戸時代から現代までのコインや紙幣。





国登録有形文化財の龍醸館。現在では歴史ガイダンス室として活用されている。





国登録有形文化財の旧三角海運倉庫。現在ではレストランになっている。





ムルドルハウス。三角西港の設計者であるローウェンホルスト・ムルドルの名にちなんでつけられた三角町の物産館。





市指定文化財である旧高田回漕店。明治20年代に建てられたもので、平成10年に改装された当時のままの雰囲気を残す建築物。無料で入る事が出来る為、この日は結婚するカップルの前撮りが行われていた。





この他にも建築物が周辺にあるのですが、もう時間にあまり余裕がないのでこの辺りで三角西港を出る事にする。国道57号線を宇土方面に走り出す。

イルカウォッチングの後は御昼御飯という事で、この地域の名物である海産物を使った料理を頂きへ。お店は「丸健水産」。この辺りでは有名なお店らしいです。

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丸健水産では海産物の販売も行われている。このお店の名物はウニ。お値段はそこそこするもの。





販売所の奥が飲食できるスペースになっている。





やはり名物のウニを食べなければ意味がないという事で、メニューを見てウニ丼を選択する。ウニ丼の御飯はウニと一緒に炊き込んだ御飯らしい。しかし高いねぇ。





まずはウニコロッケから頂く事に。中にウニが入っているもので美味しく頂ける。





相方は昨夜食べた伊勢海老食べつくしでまだお腹いっぱいのようで、美味しいところだけ食べるという事でウニのみ。これで1,000円するが量はかなり少ないもの。





私が注文したウニ丼。私も昨夜食べたのがまだ残っているのかあまりお腹が空いていない状況で、今回は小盛りを選択。





天草の赤ウニは貴重なウニなのか量は少ないもの。相当前に壱岐で食べたウニ丼は丼の表面一面にウニを乗せて2,000円もしなかった記憶がある。





結局ウニを追加注文して、更にウニを盛る事で非常に贅沢なウニ丼を頂く事に。この赤ウニは甘みを感じるウニで非常に美味しいもの。昨夜に続いて贅沢をかみしめる。それも経費で。


満足してお店を出てからここでUターン。福岡方面に向かいます。

ホテルアレグリアガーデンズ天草を出て向かうはイルカウォッチングへ。国道324号線を五和町方面に車を走らせる。国道沿いにイルカウォッチングのチケット販売所があるので車を止める。





国道324号線は島原湾沿いに走っており、島原湾の向こうは長崎県島原半島。雲仙普賢岳が見える。ここで乗船チケットを購入する事に。しかしよく考えているもので、渡船場の手前で販売する手法はここで購入する人は多いだろう。





このチケット販売所からさらに西に進んで二江漁港に到着する。この港からイルカウォッチングが出来る船が出ている。





待合室にはくまモン。





そろそろ出港の時刻になったので渡船場へ。船酔いしないよう大きな船に乗るようにしていたのだが、到着した船は船酔いしそうな小さな漁船。





コレはまいったなぁと思っていたら大きな船が到着した。こちらの船に乗ります。





船は二江漁港を出港する。イルカが生息しているポイントへ。ある程度沖まで出ないと波がやや荒いのか船はかなり揺れるもの。





イルカの群れが見えるポイントの目印は沖にある赤い灯台。





既にイルカウォッチングの他の船が停泊していてイルカを観賞している模様。二江漁港以外にも島原半島側の口之津港からもイルカウォッチングの船が出ている。





最初の辺りは、中々ベストポジションでイルカを観賞出来なかったが、段々船がいい場所に移動してくれてイルカの群れを見る事が出来た。





船の操縦士もイルカウォッチングの経験が長く、イルカの親子がいたりとか群れがいる場所はこの日は大体この辺りとか詳しいもの。





こうやってイルカの群れを見ているとイルカは単体での活動はほとんどなく、いくつかの団体にまとまって行動しているようです。





イルカは船にぶつからない様にうまく泳いでいる。





イルカの群れを見た後は二江漁港に戻る。船の方が言っていたが、イルカウォッチングがないと天草には他に見るものがなく、観光客も然程来ないだろうと。





このイルカウォッチングは最初はあまり楽しめないものだろうと勝手に思っていたのですが、予想外に楽しめるものでした。水族館で飼育されているイルカの様に芸はしませんが、自然界で生きているイルカを見れたのは別の意味で楽しめるものです。

朝が来ました。この日も晴れそうです。このホテルのベッドは非常に寝心地が良かったもので、腰が痛くならず朝までぐっすり睡眠を取る事が出来た。





何時もの如く一服と缶コーヒーで目覚まし。今回スモーキングラウンジが部屋の隣にあるので非常に便利。





ラウンジと名付けられているので雰囲気はいいもの。








今回宿泊しているホテルは温泉という事で入浴へ。朝も送迎マイクロバスが走っています。しかし入浴時間終了が８：００迄らしくゆっくり露天風呂を楽しむことは出来ず。





温泉に入浴後は身支度して朝食はレストランカメリアにて。リゾートホテルらしく雰囲気はいい。








朝食はバイキング。バイキングになるといつもバランスが悪い組み合わせ。食べ放題といって食べ過ぎると、御昼御飯が入らなくなるという悪循環になるのでそこそこにしておく。





朝食後はしばらく散歩。このホテルからの眺めを楽しむ。





最上階にテラスがあったので眺めてみる。何気に思ったがあの小さい建物は結婚式の教会だろうか。





今思うとこのテラスやあの教会付近から夜景撮影をすればよかったと後悔する。








散歩後は身支度をしてからチェックアウト。この日の天草観光の始まりになります。帰りの時間も考慮しないといけないので観光コースはよく考える事に。