篠栗四国八十八箇所霊場歩き遍路最終日。この日で結願できそうです。車は篠栗町役場臨時駐車場に停めさせて頂いて、最初に訪問する札所へ移動。コースとしては東から西に歩いていくコースなので、まずは一路東にある第39番札所・延命寺へ。
第39番札所・
延命寺に到着。ここの若い住職さんとはざっくばらんに話ができる。前回訪問時には沢山の石仏には仏さまが宿っているかという質問をした記憶がある。
御本尊・薬師如来が安置されている延命寺本堂へ。延命寺本堂は石段を2回上がった所にあります。最初の石段を上ったするにある堂は大師堂ですのでご注意。読経後、納経は大師堂で頂けます。寺の方が筆書きしてくれます。
また来ますと告げてから次の札所へ移動。県道607号線を西へ移動すると、第19番札所である
篠栗地蔵堂に到着。別名立江寺。蝋燭・線香に火を灯して読経させて頂きます。
納経所は篠栗地蔵堂手前にある守堂者宅で納経印を頂けます。玄関からではなく、納経所と書かれた戸を開けてから納経印を頂けます。
再び県道607号線を西に進むと第62番札所・
遍照院に到着します。篠栗四国八十八箇所霊場の中では寺院の規模としては大きいもの。御本尊は十一面観世音菩薩。読経後に納経印は筆書きで頂けますが、呼び出しブザーで寺の方を呼び出さないといけません。
次の札所は第18番札所・篠栗恩山寺へ。住宅地の中にあるので遍路道の看板と篠栗遍路マップをよく見ながら進まないといけません。遍照院からは南に進んで途中で右折。
第18番札所・
篠栗恩山寺に到着。御本尊は薬師如来。大師堂もあり意外と広い敷地の寺院です。蝋燭・線香に火を灯して読経させて頂きました。
納経所は篠栗恩山寺手前にある守堂者宅の「御安心所」で納経印を頂けます。
次の札所へは遍路道になっている住宅地を通り、幅が狭い生活道路を歩いて篠栗小学校横を進んで行く。
やや長い坂道へ。ここが歩き遍路最後の踏ん張り所。気合を入れて息を切らしながら登って行く。個人的には「最後の坂道」と呼んでいる。これが結構いキツイ。
息を切らしながら・汗をかきながら第28番札所・
篠栗公園大日寺に到着。御本尊は大日如来。猫が放し飼いされていて、中には人懐っこい猫がいたりする。昔、この篠栗公園大日寺には有名な女性の住職がいたらしいが、現在は引退されているようです。蝋燭・線香に火を灯して読経させて頂きます。
読経・納経と済ませて次の札所へは下り坂。軽快な足取りで第84番札所・
中町屋島寺に到着。御本尊は十一面千手観世音菩薩。御本尊より聖観世音菩薩と心鏡観世音が印象的。
第84番札所・中町屋島寺からは篠栗の住宅街を歩いて進みます。次に到着したのは第54番札所・
中町延命寺。マンションの隣にある堂。御本尊は不動明王。蝋燭・線香に火を灯して読経させて頂いて納経印を頂きました。
いよいよ篠栗四国八十八箇所霊場歩き遍路結願に近づいてきました。住宅街の旧道を西に向かって進んで行く。目印の赤い看板「田中寿栄堂」から左に曲がります。
お土産屋や旅館が並ぶ所に第51番札所・
下町薬師堂に到着。御本尊は薬師如来。蝋燭・線香に火を灯して読経させて頂いて納経印を頂いてから、いよいよ最後の札所へ。
打ち納めの札所である第79番札所・
補陀洛寺に到着。御本尊は十一面観世音菩薩で、最後の蝋燭・線香に火を灯して読経させて頂きました。納札に住所・氏名を書くのもこれで最後。納経は筆書きで頂けます。
これにて歩き遍路で結願!今回歩いた距離は5.00kmで、歩き遍路で歩いた総距離は68.32km。いい運動になりましたが、神仏と御縁を頂いたのは何より財産になると思います。最後は弘法大師様に結願の御報告の為、若杉奥の院へ。

0