

4月15日、私がお世話になっている俳句の師匠、和泉好先生の句集の出版祝賀会がありました。
和泉先生は中学2年生のころから俳句をたしなまれ、高校の教師を務めながら今日まで60年近くを俳句とともに生きています。甲斐の飯田龍太先生に学び、実兄落合水尾先生の門に入ってからは同人として俳句道を極め、伊豆半島南部、賀茂地区に広く教室を持ち指導をされています。
私と和泉好先生との出会いは、私が東伊豆町の生涯学習推進委員をしているころに遡ります。と言ってもそれは三年ほど前のことです。
委員として新しい講座を…と考えていたとき、俳句を思いつきました。伊豆半島の四季折々の美しさを詠み込む俳句は、高齢化が進む町の文芸として、また、観光面からも良いのではないかと思ったからです。私も伊豆に越してから自己流で作句していましたが、きちんと習いたいという気持ちもありました。
句界ことは全く知らない私でしたが、担当職員が和泉先生を紹介してくれたとき、飄々とした感じの中にも温かさがあり、生徒をぐいぐい引っ張って行く方だなと思いました。
講座は三回ほどで終わりましたが、その後も浮野の教室ということで継続し、教えてくださいました。それがいま、「雛のつるし飾り俳句大会」や「やぶ椿俳句大会」に結びついていると感じています。
前の日に『浮野』主宰の落合水尾先生の奥様美佐子さん(右)、編集の邦子さんにお泊まりいただきました。二人ともお元気!句帳片手に一句ひねります。滞在中、もう一組の子ども連れのお客様を気遣われていました。宿のオーナーとしてお礼申し上げます。

先生方、お泊まりいただきありがとうございました。

0