


天気に恵まれました。
2/21から一泊二日で城崎温泉に行ってきました。今回の旅行は「ときめきの宿」の総会ということで遠征しました。例によって寄り道をいっぱい考えながらの旅で、まず、城崎の途中に姫路に寄って、国宝で世界遺産の姫路城を観てきました。残念ながら天守閣は修繕中ということでしたが、その雄大さは肌に感じました。
城崎に向かう列車は「はまかぜ」という特急で、ちょっと窮屈でしたがおばちゃんたちのおしゃべりを枕にぐっすり眠ることができました。景色は単調でしたが平和をつくづくと感じさせる日本の山村の風景を楽しみました。
山峡をくぐり抜け行く春列車
やがて雪があちこちに目立つようになり、豊岡駅に到着しました。近年合併して城崎も豊岡市に入りました。そしていよいよ城崎温泉駅へ、初めて降り立つ山陰地方です。「意外」と言っては何ですが、人が多くてびっくりしました。2月のド平日になぜこんなに人が…しかも学生がやたらと多い。活気あるなぁ〜というのが印象でした。
目抜き通りを歩くと、いまがカニの最盛期であると聞き納得しました。日本人はカニが好きですからね。ズワイガニ、松葉ガニともいいますが、晩にときめき会長から松葉の意味を聞き納得しました。ハサミの骨が似ているから言うのですね。柳が両岸に揺らぐ情緒ある川べりを歩き、今日の宿「つちや」に到着しました。
加盟宿は4〜50件あると思いますが、集まるのはいつものメンバーです。話題は「不景気」「宿泊客減少」と、暗いニュースばかりですが、懇親会は大変盛り上がります。会場になる加盟宿でごちそうと美味しいお酒をたらふく戴くからです。宿の方は決して儲からない価格でやりますので大変です。太平洋側とは違う日本海の魚を食べることができました。
城崎といえば外湯(そとゆ)で有名です。翌日は早く起きて散策がてら外湯に入りました。あちこちまだ雪が残り山陰のひなびた温泉郷であることが理解できました。
チェックアウト後はレンタサイクルで気比が浜まで出て春を感じさせる日本海を堪能しました。

春風がいずこより来る気比が浜
特急「きのさき」で京都まで出て変えることにしました。地理感があれば天橋立まで行きたかったのですが、今回は無理せず秋の旅行で京都奈良に行ったときに寄れなかった清水寺に行くことにしました。京都はさすがすごい人国際観光都市ですね。

異国人と間違う売子春京都
今回も私にとって良い旅でした。そして「つちや」さんのご主人の「城崎は駅が玄関でそこからつながる通りが廊下、宿が部屋なんです」という言葉が印象に残りました。この町はすべてが団結してまちづくりに取り組んでいるそうです。

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