アメリカNBAの王者を決めるファイナル最終戦が14日、フロリダ州オーランドで第5戦が行われ、ロサンゼルスレーカーズが地元のマジックに99−86で快勝、通算4勝1敗で7シーズンぶり15度目の優勝を果たした。
今シーズンのファイナルは自分としては興味に欠けるものだった。まず、カンファレンスセミファイナルで昨シーズンの王者、セルティックスが破れてしまったこと。ラリーバード以来ファンだったセルティックスが破れてしまったことで興味が半減してしまった。それとカンファレンスファイナルではまさかのキャブス敗退!どうしたんだレブロン〜!
マジックが力をつけてきたことは、これまでの戦い方を見れば分かる。センターのハワードは別格としても、ターコルー、オルストンなどけっして派手ではないものの外からのシュートを確実に沈めてくる。タレントぞろいのレーカーズとはチームカラーは違うが、昇り調子と若さがレーカーズを打ち破ると期待していた。
が所詮は力の差がありすぎた。第二戦の4Q、最後の最後ルーキーのリーがレイアップを外したところで勝負あった感じだ。細かい話だが、リーがフェイスガードをしていなかったらあのシュートは入ったんじゃないかと私は思ったりする。
フィル・ジャクソン監督はブルズ時代の6度を合わせて通算10度目のファイナル制覇となり、コービー・ブライアントがファイナルの最優秀選手に初めて輝いた。コービーはゴッド・ジョーダンにまた少し近づいた気がする。
来シーズン、NBAをまた楽しみにしている。個人的には今年大きな出来事だったアイバーソンとビラップスのトレードの余波が、今後どんな展開を見せるか?同じガードでも全くタイプが違う二人。今シーズンナゲッツがこれほどまで躍進したのはビラップスの要因が大きい。私個人的にはビラップスはNBA最高のPGだと思っている。

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