


先日、二軍戦で下柳投手とバッテリーを組んで引退試合を締めた矢野燿大選手が、今シーズン最後の甲子園での一戦で一軍登録され、往年の雄姿を見せた…と言いたいところだったが出場機会はなく、最後球児が痛恨のスリーランを浴びて今シーズンの自力優勝も消滅しました。
9回は矢野とバッテリーを組みたかったろう球児の心内が見えたような気がします。タイガースが家族的な球団でやはり最後は矢野の姿が見たかったファンのために、真弓監督には決断してほしかったと思います。そのことで昨日の試合は勝ったと思いました。肘痛の矢野を考え、球児はフォアボールなど出さなかったでしょう。
前にも書きましたが、同じ九州出身で、城島捕手とは気心も知れてるかもしれませんが、最後は矢野に任せてほしかったと思います。まあ、二軍戦でやっているので球団は良しとしたのかもしれませんね。それにしても球場の雰囲気が異常だった。9回になって矢野コールが最初は遠慮しがちに、徐々に「や〜の、や〜の」とはっきりと聞こえ出したのです。
そして、逆転スリーランを浴びることに…阪神という人気球団の宿命がここにあったかもしれませんね。ノーアウトで村田に打たれてその後3人を何事もなかったように切ったのでとても残念です。最近酷使されていたので久保田でもよかったのかと… 切りがないのでやめます。
タイガースの情けない部分が少し出たと思う。それと…、切りがないのでやめます。
最期のセレモニーでは誰ひとり席を立つことなく矢野選手を見送りました。私も正座でした。ファンの長女も感慨ひとしおでした。そして、挨拶が立派でした。きっといい指導者になって帰ってくると思います。頑張れ矢野!きっと帰ってきてまたマウンドで投手のお尻を“ぽん”と叩いてくれ!
最期ダッグアウト前で選手みんなと握手しました。城島も帽子をとって握手していました。矢野は目を合わせませんでした。城島は空を見つめ「ああ・・・」という顔をしていました。
切りがないので本当にやめます。タイガースは永久に不滅です。

画像はサンスポさんからお借りしました。
この場を借りてお礼申し上げます。

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