土曜の仙台戦はもう散々でした。4対0の完封負け。
4点なんて点数、サッカーではそうお目にかかれるものじゃないんですから、今まで調子の悪かった仙台サポさんは、面白いように点のはいるゲームに大喜び。
私らは、その歓喜の渦のまっただ中に、沈滞ムードでひそかに身をおいておりました。
というのも、この日のアウェー側応援席はすでに売り切れだったんです。
アウェー席ったって、恐らく300席はあるんですよ。それが、みいんな売れてるなんて!信じられんサポです。
確かに、仙台は、札幌から一番近いアウェーではありますが、飛行機乗らなくっちゃ来れないんですよー。
「まったく、札幌サポってヤツはとんでもない野郎ばかりだ!」と嬉しく思いながら、ホーム側の指定席にしたのでした。
試合中は、そういうわけで、思いがけなくホーム側にいたため、札幌のサポ集団を外から見ることができました。
まず試合前に、仙台のチアガール(でいいのかなー)の方々のパフォーマンスがあります。
あれ?仙台の方はほとんどの方が知らん顔。ちょっと冷たいんでないかい?
と思い、コンサ側を見ると、踊ってるわ、手拍子してるわ!応援旗まで振ってる!スタジアム内クリーンアップの段幕を持って歩くチアガールにまで、愛想がいい。
人数にすると、コンササポは、仙台サポの60分の1くらいです。
なのに、応援は一致団結し、同じくらいの声が出ていました。
しかも、1点、2点、3点、と、点を取られても取られても、その声が翳ることがありません。これが負けてる試合か?と思わせるほど。
それどころか、点を取られた直後から、さらに応援の声が大きくなっていく感じでした。
最後の最後まで、応援は止みません。みんなが声の限りに応援しているのが見て取れます。
応援歌の歌詞のまま「共に戦おう」という姿勢そのもので、試合の終盤は、もう、サポの応援に感動していました。
ああ、いい試合だった!
でいいんだっけ?

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