ある保険のCMに映っている駅、どうも、私が高校時代3年間通った折尾駅のようです。
懐かしいなあ。多分、20数年行ってないですが、ほとんど変わってないように見えます。
私は、高校3年間、保健委員でした。なった動機は、一番楽そうだったからなんですが、なってみると、保健室の先生がやさしくて大好きになり、進学校だった息苦しさとは別の世界で、保健室が、一番の落ち着き場所、昼休みや放課後など、よく保健室に入り浸ってました。
気分の悪い級友を保健室に連れて行って、嫌な授業の時はそのまま介抱してたり、健康診断の準備と称してホームルームや授業を堂々と抜けたりと、今の、不登校の生徒が保健室にやってくるのとおなじことを、合法的にしてたのでした。
そう、私の場合、こうやって授業をさぼっても、咎められることはなく、「ありがとう」さえ言われるんですから、こんないいことないでしょ?味をしめて、毎年、保健委員に立候補してました。(もちろん、委員なんて進んでやる人はいないので、対立候補なしで私です。)
卒業してからも、時々、保健室の先生のところに遊びに行ったり、先生も、私の誕生日に電報をおくって下さったりと、なんだかすっかり、親戚のうちかなにかのように思ってました。
でもそのうち、私にも別の世界ができて、折尾からは自然と足が遠のきました。
あのCMを見ていちばんに思い出すのは、保健室の先生です。
まだお元気なのかしら?いまも保健室にいらっしゃって、部屋にやってくる生徒たちを見守ってらっしゃるのかしら。

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