山形自動車道山形〜蔵王間、霧が発生しやすい地形です。
で、裏切ることなく、ふか〜い霧が出てきました。視界は10mです。
雨で50km制限ですが、先が見えなくて怖いので、それさえ出せません。
ほんのちょっと先に見える車線だけを頼りに走る、”運を天まかせ”な気分です。
こーゆーとき、もしあの先の道路が切れてたら、なんてやなこと考えるんです。霧の向こうはあの世のような・・(まだこの世に未練があるらしい)。
雨も時々まだ、思い出したようにざーっと降ってきます。
もういい加減にせい!と言いたくなります。こっちは先ほどの雷雨と洪水と渋滞と浸水でくたくた、帰るだけでも十分な労働に感じているのに。
幸い、この雨のせいか車はほとんどなく、とろとろと走って、やっと東北道へ。
あ〜怖かった!
「50km制限でもやはり高速料金なんやろうか?」と、旦那。
うんなるほど一理ある。
でも少なくとも、ここでは水に浸かる心配がないのが安心です。
知らないところで立ち往生したくないもんねえ。
ところでうちのナビ、それよりだいぶ前から方向を示してくれず、変な動きをしていました。
駐車場をでた道で、合流道路から流れてきた水が横から車に押し寄せたあたりで、”ぼ”と言う音とともに、画面が消えました。
座席の下に取り付けてあった部品が水に浸かり、ショートしたようです。
かちかちと音がしたり、初期画面になったり。
翌日、点検してもらうと、幸い、エンジンなどの重要な部分は大丈夫だったようです。
でも、ナビは部品買い換え、床上浸水は、座席をはずして、カーペットをはがし、乾燥しなければならないそうです。
代車がないので、車は一応お持ち帰りとなりました。
浸水に関しては、おとつい、後部座席をひっぺがえしカーペットをめくって、ペット用トイレシーツを敷き詰め水をできるだけ吸い取り、昨日は朝から車のドアを開け、扇風機かけっぱなし、なが〜い延長コードを買ってきて、隅々の湿気はドライヤーをかけました。かなり夏の屋外には不向きな作業ですが、すでにぞうきんのようなにおいがただよい始めていたので、代車の使える9月まで待つと、どんなことになるのか想像だに恐ろしくて。
幸い、天気が少し怪しく(でも降らず)風があったので、それも助かりました。
夕方まで、休み休みそれをやってました。まだ軽い湿気はありますが、ほとんど乾いたようで〜す!ああこの達成感!乾燥代2万円は節約できたぞ〜!
(余談ですが、このシート、抗菌、消臭、超吸水と、なかなかの優れものです。
浸水したときはおすすめですよん。って、もちそんなことない方がいいですが!)
今回の試合、夕立のつもりが長時間のストームという(言ってもいいと思う)、予想外の天候だったとはいえ、もすこし早めの中止の決意が必要だったと、主催者は責められてもしょうがないでしょう。
さらに、コンササポのブログを見ると、球場にいたコンササポは、屋根のあるホーム側に避難させてもらえず、当日券の人は当日しか払い戻しをしないと言われ、ずぶぬれで雷の危険を感じながら並んでいるうちに、駐車場は膝下半分くらいまで水があがったそうです。ひどいところは太股まで水に浸かり、流れに足を取られることもあったとか。
それを考えると、高速料金(5000円)、ガソリン代(2000円)、試合もなく、ただ駐車場でじっと雨の止むのを待ち、車は浸水、ナビは”ぼ”(たぶん数万円)でも、十分ラッキーだったと考えねばなりません。
土曜の夜は、疲れているのに寝付かれず、自転車の後ろに旦那を乗せて、急な坂道を横に突き進もうとするという悪夢を見ました。トラウマだ・・。
変な姿勢でドライヤーをかけ続けたため、昨夜からはひどい肩こりと筋肉痛が続いてます。
次の埋め合わせ試合はまだ決まってませんが、行くかなあ。
どっちかというと、当分、長距離運転(特に山形方面)さえしたくない気分です。
以上、長々と山形道中記でした〜。お粗末!

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