ずっと水族館に関わっていたので、水生動物そのものから自然とその動物が住む水の環境に興味がわいて、海洋や海棲生物の汚染の本や海棲ほ乳類のメーリングリストで情報を得てきました。
でも、どうも環境保護団体というところとは肌が合わないため、効率は悪いのですが、個人で情報を集めること以外にはやっていません。
そもそも水族館発祥なので、あれこれ考えるより、現地や直接動物にふれて現状を見て研究している人間のほうが性にあっているようです。
たいてい、そういう人間はちょっと人付き合いは苦手だけど、素朴でまっすぐで簡単で、利害や損得勘定が下手で、”いい奴”です。
で、ときに、保護か虐待かとか、研究かエンターテイメントかとか、そういう狭間に立って悩んでいる仲間です。
その昔は、環境保護団体と言えば、結構急進的なものが目立ちました。今はきっとずいぶん変わってきているのでしょうが、そのころ関わった人たちから、結局動物より机上の論議が好きなだけなのねという印象を受けたので、それ以来、関わるのには躊躇してしまってます。
それに団体に関わると、そこの方針はすべて受け入れる、ってことになるのも不自由だし。
でも、海棲生物や海洋汚染についてはこれからも、個人的に情報を集めていきたいし、不十分ではあっても、曲げたり隠したりすることのない情報を得ていきたいと思っています。
書く機会もないので書かずじまいでしたが、いつか書きたいなとおもっていたことでありました。

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