「これがいい!」と思って次回買いに行くとなくて困ることが時々あるんです。
先日旦那が風邪を引いて、うちにあった薬を飲んでたんですが、それが切れてしまい、買いに行きました。熱は高いし、いく種類か試したうち、これが一番効いたということだったので、同じものが欲しくて、大きなドラッグストアーがある、町まで行くことにしました。
でも、最初のドラッグストアーにおいてなくて、次に行ったところでも、「うちでは扱ってません」との答え。(ふつーにドラッグストアーで買った風邪薬です)
2件目で調べてもらうと、製造中止という訳ではないそうです。
でも、棚にあるのは、同じ会社の新製品のほうで、欲しかった薬はありません。
薬無しで帰るわけにも行かず、成分を見ながら同じようなものを探したんですが、どれも帯に短し・・ってかんじで、微妙に違ってたりします。
それに、旦那はイブプロフェンという、解熱・鎮痛剤にアレルギーっぽいので、それが入ってなくてかつ非ピリン系のやつを探すんですが、今のはたいてい、どちらかが入ってます。特にイブプロフェンは、はやりなのか、大々的に「入ってます」と自信ありげに箱の表に宣伝されてます。
薬学の進歩ってのもあるのでしょうが、薬の成分ってそんなに年々変わらないと行けないものなのかなあ、と、妙に製薬会社の商業主義にはめられているような気になりながら、一つだけ見つけた非ピリン系で成分が似てそうな薬を買って帰りました。
これが、洋服になると、もっとめまぐるしくって、おばさんにはもう付いていけない。
毎年、流行が変わるので、たとえば、「去年買ったセーター、着心地良かったし、もう一着欲しいな」と思ったりして同じところに買いに行くと、もう見つからないんですよね、翌年には。
今冬、旦那が(旦那の話ばかりで恐縮!)ぶ厚いとっくりのセーターが欲しくて、探していました。でも札幌でさえ見つからずじまい。
なかなか見つからないので一軒のお店で尋ねると、今年は分厚いセーターはないそうです。
例の“ウォームビズ“で、薄いのを重ね着するのが流行っているからだそうで。
着心地とか履き心地、使い心地って、何度も使っているうちに分かることが多いので、そんなに変わったら、ほんとに困ります。
流行ものを買って着るのも楽しいでしょうが、そんなにめまぐるしくすべてが一斉に変わらないと行けないんですかねえ。
残しといて欲しいものもたくさんあるのになあ。

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