「ダビンチコード」がキリスト教と相まみえない映画として反響を呼んでいますが(見てないので、詳しくはわかりません)、この映画に限らず、世の中、宗教にかんする争いって絶えないですよね。
こうじると、戦争にまで。
察するに、各宗教であがめられている神さまって、他の神さまとは仲が悪いんですね。
きっと、その信者間では「仲良くしなさい」といってると思うんですけど。
それって、親が子供たちに「仲良く遊びなさい」といっておきながら、もっと陰湿に争っていたり、果ては戦争を起こしたりするのと同じ事を、神さまもやっているってことでしょうか。
そうすると、神さまでさえ仲良くできないのに、人間同士が仲良くできるのは至極当然、無理難題ってことじゃないですか。
よく、「救いは○○(←神さまの名前)にしかない」みたいな張り紙がありますが、あれを見るたび、ほー、神さまって、結構人間っぽいのね、と、皮肉に感じてしまいます。
どうして、もっと、博愛できないのかしら、寛容でいられないのかしら、神さまともあろうお方が。
そういう神さまって、やっぱり人間が作り出したものなんじゃない?
神さまの存在を否定はしませんが、これだけが唯一無二の神さまで、他はだめ、他を信じたら”たたり”みたいな神さまが、ほんものの神さまとはどうしても思えません。
私には信仰する宗教というものがないので、おかしく思えるだけで、ほんとは世界中が平和になるような理論になっているのでしょうか。
まさか、世界中が同じ宗教を信じたら仲良くなれるなんて、独裁者のような理論ではないですよね?
もしかして、神さまも発展途上?

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