女子サッカー・北朝鮮ー中国戦での、北朝鮮選手の暴行のニュースには驚きました。これはもうスポーツではないですよね。
発端は、入ったと思ったシュートがオフサイドで無効になったことだそうです。
たしかに、オフサイドって角度によって見え方も違うし、微妙ではありますが(少なくとも、画面からはオフサイドに見えたけどなあ・・)。
暴行にかかわった3選手は次試合出場停止だそうです。
これから検討はするそうですが、先のW杯で、ジダン選手のイタリア選手への頭突きで、両名ともが3試合出場停止になったのから考えると、今回の複数北朝鮮選手のサポーターにまで及んだ暴行は、国としての全試合出場権を奪われてもしようがない位に値すると思います。
サッカーの審判って結構あやふやで、「どうして!?」と審判に詰め寄るシーンは良くありますが、せいぜい、文句を言うくらい、それでもいいことはありません。(大抵プラス1枚のイエローになりますから)
監督も、選手を押さえつけてでも反スポーツ的行為をやめさせるべきだったと思うんですが、何やってたんでしょうか?
でも一方、画面に映った北朝鮮選手の必死の形相を見ていると、もしかして、試合に勝たずに国に帰ると大変なことになるのかしらと、そんなことも思い浮かんだりします。
郷に入らなければ決してわかり得ないその国の事情というものは、どこの国でもありますけど、でも、もし、選手たちにただの「頑張って!」以上のプレッシャーがかかっていたとしたら・・。
もしかして、彼らももっと大きな力に苦しむ被害者なのかもしれません。
勝たないといけない状況におかれていたプレッシャーがあまりに強くて、我を失って、この誰が見てもやりすぎと思える行為に出たのだとすれば、純粋にスポーツができない選手の皆さんはお気の毒、悲しいことです。

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