横浜Fマリノスの岡田武史監督が、成績不振のために辞任されました。
岡田さんは、W杯で指揮を執った後、コンサの監督に就任し、J2優勝、J1残留を果たしましたし、マリノスでも、J1連続優勝をはたした名監督です。
札幌時代の指揮期間は3年、マリノスも3年と今期半分まで。
コンサの時は、「(任期満了で)辞任ではありません」と言っておられましたが、それでもやはり、札幌で監督を続けない理由は、今回と同じ、一言で言えば「策が尽きた」ことでした。
札幌を離れる当時は、もっと岡田さんにやって欲しいと願い、辞めていく岡田さんを恨めしくさえ思いましたが、それからいろんな監督が指揮をとったのを見て、サッカーの監督は、たいてい3年もいればアイディアを出し尽くすのではないかと、今は考えています。
どうして3年ほどなのかは分かりませんけど。
もっとも、これは名監督の場合。
岡田さんが札幌を離れた後、コンサは監督に恵まれない時代に入り、現在の柳下監督に落ち着くまで、もう覚えていられない(覚えていたくない?)くらい監督が替わりました。
ですから、正確に言えば、いい監督でせいぜい3年が期限、相性の悪い監督の場合、数試合かも。
でも、どんなにうまく戦術があてはまっても、監督の考えをうまいこと選手が理解できたとしても、同じチームでの監督の仕事は3年が限度な感じがします。
そして、監督が替われば、やり方も変わって選手も替わる、スタッフも引責・・・このめまぐるしい変化の中で、変わらないのは、コンサドーレ札幌というチーム名と、それを応援するサポだけかも、と思うと、一体何を応援しているのか、不思議な気持ちです。
あ、でも、柳下監督はこの勝手に作ったジンクス、破ってください!

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