先週、軒下に畳んで置いている布団干しを取り出そうとして、いやにぶんぶんと蜂が飛ぶな、と思って見上げると、屋根が交差している一番高いところに、蜂の巣を発見しました。
このごろ、「蜂に刺されて云々・・」というニュースをよく耳にするので、ちょっと心配、よく見ると、足が長いので、少なくとも蜜蜂では無さそう、アシナガバチでしょうか?
これもニュースなんかで、市役所の方が駆除しているのを見たことがあったので、市役所に電話してみました。
「蜂が巣を作っているんですけど、どうすればいいんでしょうか?」
「タウンページの”害虫駆除”のページを見て、業者に電話してみてください。あと、あまりお勧めはしませんが、自分でやる時には、防護服の貸し出しはしてます」
そうか。
どっちにしろ、こっちでやるしかないんだ。
今度は、業者に電話。
見積もりに来てもらいました。
蜂はやはりアシナガバチ、巣の大きさは20cmくらいですが、料金は18000円と言うことでした。
さすがに、この料金にちょっと引いてしまい、「後でお電話します」と猶予をもらいました。
でもほおって置いて、刺されると恐いし、ご近所にも迷惑だろうしなあ・・。
でも場所がちと高すぎだしなあ・・。
やっぱ自分(いや旦那)がやるしかないかと、覚悟を決めて、今度はネットで調べてみました。
すると、「アシナガバチは益虫」で「退治はしない」「刺激さえしなければ刺したりしない」という説が大半ではないですか。
そのうえ、秋になり冬になって寒くなると、巣は空き室になり、一度作ったところに再び巣を作ることはあまりないとも。
それならこのまま共存できるかも、と、そっとしておくことにしました。
以来、いつ見てもたいていは写真のように巣に群がっているだけで、間違ってうちの中に飛んできても、そおっと追い出すと大丈夫です。
そうなると、人間なんて勝手なもので、新しいご近所さんのようで親しみも持てるというもの。
ちょっと肌寒くなった昨今、「今日も元気かな」とそっと覗いています。

0