おとついはヤンツーさんの退任決定、そして昨朝はいままでコンサにいい選手を獲得してきてくれた城福部長の今季限りの解任と、チームに激震の走った中で、ヴェルディ戦に勝ってくれたのは、大きな救いでした。
私自身、なんだか試合どころではない気持ちで試合を見始め、選手もかなり動揺しているのではと思っていたのですが、多少気持ちがぶれてるかな?と思われる試合運びではありましたが、イヤなニュースを文字通り蹴飛ばして、勝ってくれました。
やはり、勝利を見るのはいいです、すかっとして。
特に、どうなるんだ、来期のコンサは?という材料ばかりが出てきたこの期に、選手ががんばってくれたのは嬉しいです。
残りの試合は、ヤンツーさんの鉄面の後ろに、こらえるように見え隠れするはにかみスマイルが見える試合だといいです。
昨日の勝利者インタビューは、ゴールキーパーの佐藤選手でした。
普通、MVPと言うと、攻撃に関わった選手が選ばれる方が多いのですが、昨日は、佐藤選手がいなければあわや!と言うシーンが何度もありましたし、彼が落ち着いたプレーでゴールを守るたび、他の選手にもいい意味で気持ちが伝染していった感じがしました。
でも、それを見ると、やっぱメンタルだよなあ、コンサの課題は、と思います。
そのメンタルが、どんな風にして、来季の“アットホーム”で、しかも”ヤンツー路線を踏襲する”監督のもとで、強くなるのかなあ・・・とちと心配。
コンサを去ることが決まった城福さんは、コンサには古く、岡田さんの時代からいて、予算のないコンサに、さすがの眼力で、若くて今から延びそうな選手を他のチームに先駆けて、次々見いだしてきました。
たとえば、今、日本代表として活躍している今野選手もその一人。
(今ちゃんは、就職するつもりでいたところをコンサが引き出した、と聞いています。)
お金のないコンサの場合、その若手選手がのびてくると、年俸が払えなくなったりあるいはお金を作る必要から、他のチームに手放す、そうすると城福さんは、また新しい若い選手を低予算で見つけだしてくる・・それの繰り返しでした。
来季は、若手を厳しく育ててくれた監督もおらず、城福さんさえもいないんですねえ。

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