今日は、今季最後のリーグ戦でした。
試合は、やはり、勝ちばかり続くほどまだコンサは強くはなく、よく責めてはいるのに鳥栖の速い寄せにあたふたする姿に、テレビの画面にわあわあわめきたてながらみていましたが、試合後、ホーム最終戦恒例の”サンクスウォーク”(全員での場内挨拶回り)のときの、柳下監督(今季が最後)の挨拶は、その負けを忘れてしまうほどに感動的でした。
まずは、チームが振るわなかったのはすべて自分の責任だと謝罪。
潔いところはヤンツーさんらしいですが、ヤンツーさんの責任ばかりとは思いません。
ヤンツーさんは、多分、飾らない言葉で選手にものを言ってきたのでしょうが、それにくじけずに受け入れて頑張ってきた選手たちが確実に伸びたのは、今季になってよく分かります。
いつもは、ゴールをはずした時でさえにこにこ顔の相川選手(けっして悪気ではないです!)が、試合後、この行事の始まりにあわせてぞくぞく揃ってくる選手の中で、一人、涙をこらえているような顔で、ベンチでじっと座っているのが、すごく印象的でした。
彼は、このところ絶好調で、いかにもFWの嗅覚を感じさせていましたが、今日は、数度の惜しいゴールチャンスをはずして、ヤンツーさんにプレゼントができなかったための悔しさでしょうか。
ヤンツーさんの指導の効果を実感できているのは、彼のような、選手自身なんでしょうね、きっと。
また、これからそれを感じてくる選手もいることでしょう。
そして、コンサドーレはいいチームになったけど、まだ強いチームではないこと、そのためには、これからフロントやチームが一つになるべきであること、という指針も、はっきりと残してくれました。
自分の指針に逆行するような状況の中で、できるだけのことをやってくれた結果、ヤンツーさんが身に染みて感じたことだと思います。
ほんとに、コンサのことを思ってくれてるんですね。
3年間、柳下監督の下で、頑張って、少しずつではあるけどほんとにいいチームに成長できたことに、選手一人一人が、大いに誇りを感じていいと思いました。
その誇りを忘れないでね!
そしてサポも、成長するコンサをヤンツーさんの下で見せてもらえたのは誇りです。
ヤンツーさん、こちらこそありがとう!!

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