次期参院選のために、自民党から民放のアナウンサーが出馬すると言うニュースが流れています。
この女性アナウンサーのかたを見知らないので、彼女についてどうのは言えないですけど、いつも不思議に思うのは、アナウンサーのかたって、自民党から出る方結構いらっしゃいますよねえ。
でも、放送でコメントしている時には、反自民の印象を受けるかたが多いんです。
選挙となると、「あれ?自民党だったの?」と思いそうな人まで、結構自民党から出てるような・・・それとも、私の考え違い?
番組の立場上、自民党を批判するようなコメントを出していただけで、実は自民党だったということなのかなあ?
本来なら、自分がどの党から出るかは、その党がやってきたことと自分の政治感が一致するかどうかが一番肝心なところだと思いますが、その辺は党も、選挙に出る人も、ちゃんと確認されているんでしょうかしら。
というより、その党から出馬するというのは、当然、ずっと以前から党員だったか、その党に関心を寄せていたはずで、インスタント党員ではあってはならないはずです。
確かその昔、政治経済の授業の「党で選ぶか、人で選ぶか」という話で、結局、議員は党の方針に従わなくてはならないので、「党で選ぶべき」という結論が出ていましたが、今の選挙は、完全に人で選んでいて、その選んだ人は、結局、党の方針に揺れる海草のようにゆらゆらしています。
また、アナウンサーに限らず、有名人にも、自民党から出る方は多くみかけますが、日本の第一党だから、出る人もそれに比例して多いと言うだけのことなんでしょうか。
一体、選挙の時に、党が推薦する人物って、どういう基準で決めているのでしょうか?
逆に、選挙に出ようと言う人は、どういう基準で党を選んでいるのでしょうか?
まさか、その人の人気に乗じて当選させ、とにかく、政策決定に頭数を揃えるために、なんでも「はい、はい」と言うことを聞いてくれそうな人を増やしたいとか、第一党のほうが当選確率高いし、後々楽そうなんて思っている?とは、思いたくないですけど。
ちなみに、つい先頃最年長ゴールを決めた三浦和良選手(横浜FC)は出馬要請を断ったそうです。
一芸に秀でた人物が、他でも頭角を現すということは良くありますけど、でも、自分の出来ること、するべきことを、ふまえている人物のほうが、しっかり自分を持ってるようで、いいなあ。

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