American Physical Society March Meeting
場所:New Orleans, Louisiana
さて、初のアメリカ、初の英語での口頭発表でした。まず、アメリカは遠かった。ワシントンまで11時間、そこから乗り継いでさらに3時間でやっとこさニューオリンズに到着です。飛行機が遅れて(なぜ遅れたのか、既に英語が聞き取れず

)、1時間遅れの到着。空港からホテルまではタクシーですが、今度は英語なのかどうかすら聞き取れず。前途多難です。ホテルは、かの有名なマリオットホテル!しかも、結構良い部屋(写真は…人が写ってるのしかなくて)。ドアに書いてある料金によると、どうやら1部屋550ドルらしい!日本だと1万円ぐらいで泊まれそうな感じなんですが(^^;) 学会優待料金で、かなり安く(それでも高いけど)泊まれました。
ニューオリンズの街並みは、大洪水からおおよそ回復して(たぶん観光地付近だけ)、趣きある風景でした。

ジャズで有名なニューオリンズですが、その代名詞的通りがこのバーボン通り(のはず)。残念ながらジャズは聴けなかったですが、代わりに何故かラフカディオ・ハーンが住んでいたという家を見てきました(カラオケボックスになってました

)

これがミシシッピ川。アメリカでは、「世界で一番長い川」ということになっているそうです。なんか汚いな・・・そして、対岸が意外に近かったです。奥の橋の右あたりが学会会場です。

ホテルの近くにあったカジノ。なんと、馬に乗った警官が道路を巡回してました。2頭並んでいます。
学会なので、基本的には学会会場にこもりっぱなしです。これがその会場。

でかすぎ!写真の奥で消えそうになってるのが建物の端(車と大きさを比べてみてください)。これで会場全体の半分です。世界で2番目に大きな物理学会なのに、会場の4分の1しか使わない(使えない)という広さでした。
昼や夜は、ニューオリンズの名物であるケイジャン料理を食べました。アメリカはご飯がまずいと言いますが、ちゃんと選べば大丈夫。ただし、日本で安い昼ごはんを食べるのと同じ感覚で適当に選んじゃったら、やばいものも出てきます。噂にちょくちょく聞くお寿司も頼んでみました。

かにかまに大量のわさび&しょうゆ!そして、ドリンクが味噌汁!逆輸入の異文化体験です。
そして、夜、ちょっと奮発して食べた料理はこんな感じです(3人分)。

どれもなかなかおいしかった。真ん中にあるのが揚げ物セット。名物のなまずも入ってます。なまずは、、、超おいしいわけではないですが、まずくはなかった。安いなまず料理は泥臭いですが

最後に、簡単に発表の報告。すべて英語で、現地についてから猛特訓でした。あまりにしゃべれなくて、発表の前2日間はもう悲惨。発表本番は自分でも驚くほどうまくいったのですが(Conclusionを読んでいるときに終了のベル。これが一番GOOD!)、3つ出た質問のうち、最後の1つは答えられず。まぁ、日本語で聞かれても答えられない内容だったので、ある意味あきらめがつきました。
というわけで、怒涛のアメリカ学会。やはりアメリカはあんまり行きたくないな、と思ったのでした。