本日、正午にアナログ放送が
58年の歴史に幕を降ろします。
一応、テレビ放送に関わる人間としては
ちょっと寂しい気分もします。
そこで最後にアナログ放送に
とっても関わっていたVTRを記念撮影してきました。
ベータカム(BVW-75)
D2(DVR-10)
デジタルベータカム(DVW-A500)
ベータカムは主に撮影に使われていました。
テープは民生用にあったベータと大きさはまったく同じ。
緊急時にはそのベータテープで収録なんて事もありました。
D2は主に放送用の完成テープとして使われていました。
Lサイズカセットを使うと120分の長時間記録も可能でした。
これが出た時、画質の綺麗さに感動しました。
デジタルベータカムは、最近まで現役で活躍していました。
撮影用から放送用までオールラウンドで使われていました。
さらにこの前にはオープンリールの1インチVTRや
3/4(シブサン)VTRなんてのもありました。
あの頃はコピーの度に画質が劣化したり
文字を入れたりするのが大変だったりと
色々と思い出されます。
現在は機材が良くなって
特殊効果等が簡単に出来たりはしますが
使う人間の創意工夫は変わらず必要ですね。
そして、これから活躍する機材がコレ!
HDCAM VTR
HDW-M2000
HDCAMになって画質が本当に良くなりました。
世の中はHDDやメモリーカード記録が進んでいますが
まだ、こちらはテープを使っています。
まあ、これも時間の問題で
その内に無くなってしまうでしょうね。
無事にアナログ放送終了となる事を祈ってます♪

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