2005/8/29
みなさんオートスポーツは読んでますか〜?
僕はもちろん毎週欠かさず読んでいます。
先週号で『全日本ぶっつけ本番選手権』という記事がありました(笑)。セカンドドライバーの走行時間の少なさをテーマに、いかに少ない練習時間でレースを迎えるかという、なかなか興味深い内容です。
まだの方はぜひご一読を。
セカンドドライバーの悲哀というか泣き言(失礼!)というか、マイナス面がクローズアップされてましたが、個人的な感想を言わせてもらえば、その少ない走行時間でどうやってコースやマシンを攻略するかとか、ファーストドライバーと意見が合わないときにどうするとか、もっとプラスの内容も見たかったです。
たぶんドライバーの皆さんはそういう話もしてるでしょうから。泣き言だけじゃレーシングドライバーは務まりませんぜ。
ぶっつけ本番というタイトルでしたが、普通は同じマシンとチームメイトで転戦するし、事前テストもあります。GTドライバーだったら誰かみたいに「鈴鹿走ったことない」とかいうこともないでしょう。
金曜にはじめて乗ったマシンやサーキットで日曜にレースをやるくらいじゃないと、ぶっつけ本番とは認められませんな(爆)。
ついでにというのもなんですが、某誌にインターナショナルポッカ1000kmの記事が掲載されていました。TAKATA童夢NSXのラスト2周のピットインの最中に自分も走ってたので、読んではじめてどんな状況だったのかわかりました。
ただ冒頭の一文にはへコーとバードマンみたいにコケそうになってしまいました。「GT500がメイン」だったら、GT300もS耐もRSもポッカクラスもサポートレースかい?
そりゃーないぜセニョール!
あるのは排気量や改造範囲によって決められた「クラス」のみ。だから表彰式だって同じ表彰台を使って交代でやるわけです。GT500クラスの表彰式があってGT300クラスの表彰式がない、なんてことは許されません(総合結果のみの表彰ということはあります)。
メインとかサブとかクラス間の上下を表す言葉も、主催者が発行するオフシャルな書類のどこにもありません。
現地で雨の中レースを見てくれたお客さんだったら、GT500だけが1000kmの面白さじゃないことはわかるでしょう。GT500のレースを見たかったらGT選手権に行けばいいんだから。
お客さんが「やっぱメインはGT500だよな!」というんだったらともかくねえ。GT500クラスのポッカ1000kmへのエントリーは例年5チーム前後、つまりいつも通り、ということも付け加えておきましょう。
オフシャルな商業誌に載せる以上、小さなことでも間違いには気をつけないと、と半分以上自戒の念を込めて。
でも、オレの文章はあったことをそのまま書くから、どれだけ無茶で信じられない内容でも訂正の余地はありません。間違いとか勘違いとか勉強不足とか勝手にオレをサポートレースにするんじゃねえ、などの抗議は受け付けませんので(笑)。
2005/8/26
久しぶりのF1です。
マクラーレンが速いね〜! 燃料を積んでてもゴール直前でもとにかく速い! ルノーが守りに入ってるように見えちゃうくらい。
あそこまで速いと、他チームの作戦とか関係なしで、理論的に速いストラテジーをやるだけで勝てるんでしょう。
カート時代に「サーキットですることはレースでいえば最後の3割。サーキットに来る前に結果はほとんど決まってるんだ」と教わったことがありますが、それを地で行ってるのがマクラーレンです。
でもアロンソもすごい。初チャンピオン争いとは思えない落ち着きで、しっかりトップをキープしてます。あと5戦くらいあると思うけど、どうなっても面白いのは間違いないでしょう。
最近インターネットニュースでF1の内容がけっこうあってウレシイんだけど、「マジック点灯」とかはやめようよ(笑)。20点差なんて2回リタイヤと2連勝でなくなっちゃうんだから、勝ちか負けかしかない野球といっしょにされちゃ〜困りますぜ!
レースは「今回で決まる!」となってからが言わばマジック点灯。今回で決まるレースが何回もあって、結局最終戦まで続くことだってよくあるんだから。
数字上でライコネンがあと全部勝って、アロンソが全部2位だったら、なんてのはレースをわかってない証拠です。
個人的に気になるのはモントーヤ。あの速さで好きなだけ引っかき回してほしいです。
BARもがんばれ!
2005/8/25
終わった終わった〜!
2005年のさりげない目標だった「国際レース3戦参戦計画」が無事終わりました。合計で48時間と1000km! 3レースでよくこれだけ走ったもんです。
しかも全戦完走&入賞のオマケつき。
誰かがミスしたら、何かが壊れていたら、完走はともかく入賞とはいかなかったでしょう。そういう意味でも自分でも信じられません。特にニュルと鈴鹿。どっちもプレイ続出の大変なレースだったから、終わった今、よけいにそう思います。
来年こそはS耐レギュラーで…なんて小さいことは言いませんのでご安心を。オレが面白いレースに出ないと、応援してくれる人だって面白くないでしょ? そういう意味ではスパ24時間とマカオのギアレースなんかいいなあ。
そうそう、確か今回の入賞で、ライセンスを国際Bに上げられるんですよ。国際Cまでは完走実績で取れますが、国際Bからは入賞の実績が必要。そういう意味では、国際Bからが真のオトコのライセンスといえるかもしれません。
国際Bが必要なのは、ル・マン24時間レースとパリダカ。どっちも出てみたいな。
まずは鈴鹿1000kmで一区切りということで、みなさん応援ありがとうございました!
とかいってS耐に出たりして(笑)。

鈴鹿1000km金曜日の写真です。クラッシュしたらステッカーがないので、まだスポンサーさんのステッカーを貼ってません。ステッカーバージョンの写真を受け取り次第アップします。
というわけで専ちゃんよろしく!
2005/8/16
今日は都内で飲み会でした。
レースをはじめたばかりのころの先輩だったり、仲間だったり、ライバルだったり。今ではそれぞれの道に進みつつあるけど、こういう人達と会って飲んでバカ話をしてるのは、ホッとする時間でもあります。
クラゴン部屋も無事に終わったし、あとは週末の鈴鹿1000kmに向けて全力でゆるむのみ! 久しぶりのS2000と鈴鹿サーキットを楽しみにしてます。
鈴鹿1000kmが終わったら、ニュル24時間と十勝24時間と鈴鹿1000kmのレポートという地獄のようなレポート攻勢が待ってますが、ニュルも十勝も記憶は全く褪せてませんのでご安心を。
つまりそれだけいい経験をできたってことですな。
鈴鹿の灼熱プレイに備えて、現在クーラー禁止で体力作りをしてます。寝るとき以外は。だって暑くて練られなかったら体力落ちちゃうじゃん。だから起きてるときだけで十分です。
体中から汁が出まくるくらい暑いそうなので、クールスーツの準備もしてます。
サイズあるのかな〜。
2005/8/11
ひさしぶりの日記です。
SUGOでクラッシュはなかったんだけど、クラッチがオトコになっちゃった弟子がいました。
仙台といえばH郷さんということで早速連絡!
翌日には引き取りに行ってもらえることになりました。
H郷さんはカーメンテナンススカットの代表で、ミラージュ、シビック2年連続チャンピオンのときのメカさん! 今年はS耐でモンドスピードZOILインテグラチームのメンテをやってて、僕を何でも乗れるカラダに仕上げてくれたハコの師匠でもあります。放送禁止の名言が山ほどあり、いまだに超怖いです(笑)。
クラッシュすると積載車を手配するか陸送を頼んで、安くて10万円弱(仙台〜関東)。悪徳業者は同じ県内でも10万円取るという話も聞きますんで、現地で修理してもらって、修理が終わったら電車取りに行くようにすると、かなり安上がりになります。
レースメカニックのH郷さんの仕事はもうエライコッチャに良くて、そんじょそこらのチューニング屋とは比較にならないんだけど、レースが本業なので、頼めるかどうかは聞いてみないとわかりません。
普通は紹介しないんだけど、弟子の特典として特別にこういう裏技もありますんで、クラゴン部屋ならではのサービスだと思ってください。普通は修理工場のオッサンくらいで、レースメカニックは出てきませんぜ。
こういうオトコなメカニックを呼んで「セッティング稽古(仮)」開催を画策してます。
せっかく買った車高調、使いこなしてる自信ってあります? 吊るしのまんまとか、調整しても良くなったかどうかわからない、なんてことはありませんか?
そんなの当たり前なんですよ。レーシングドライバーとプロのメカニックがやって、なんとかなるのがセッティングなんだから。
だったらそのレーシングドライバーとプロのメカニックでやればいい!
というのがクラゴン部屋のオトコなところ。
弟子のクルマをオレが乗って、本郷さんとセッティングしちゃえば怖いものなし! 車高と減衰の調整だけでもクルマは別物になるでしょう。
ひとりずつセッティングすることを考えると、エントリー人数を多く出来ないから、値段もそれなりになっちゃうだろうけど、価値がわかる人だけに来て欲しいです。
走行会に10回参加するよりも内容はあるし、レースでン百万円使いながらやってる内容を、誰でも体験してもらえるようにするわけだから。
SUGOと筑波での開催を考えてます。
早くやりたいけど、ちょっと待っててね!
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