2006/2/28
2月は28日までしかないので、もう3月。毎年のことのはずなのに、いまだにビックラこいてしまいます。
さて、そろそろ停滞していた「ν」RS計画を開始します。
フ抜けたダンパー屋に用がないというところまでは書いたと思いますが、じゃーどこにするかという話です。
性能バッチリ、無理難題を聞いてくれる技術力があって、さらにオトコ! そんなメーカーあるんかいなと思うでしょ。あるんですよ。
其の名はオーリンズ!
S耐ではあの中谷明彦大先生がポールポジション&チャンピオンを取りまくり、PCWRCでは新井敏弘選手が日本人初めての4輪世界チャンピオンを獲得!
しかも日本一速いオトコ、いや今や日本一オトコの星野一義監督率いるインパルのオリジナルサスキットがオーリンズベース。これはかなりのオトコに違いありません。
そして一番は、オレ自身が親方走見など延べ数百台乗ってきた中で、どんな車種でも良かったこと。乗って良かったんだから文句のつけようがありませんぜ。
「オーリンズは高いでしょ」というそこの奥さん! いいものは高くて当然です(これもどこかに書いたなあ)。良い材質、良い部品、良いドライバーを使って、長時間テストすれば、高くないほうがおかしいでしょう。
高くて悪いのもあるけどね(笑)。
安くていいのはクラゴン部屋だけかもしれないなあ(爆)。
オーリンズはRSアイザワさんのオススメでもあります。
車高調はやっぱり不要ですが、ロードスターの純正形状にはPCVという乗り心地バッチリ機構がついてないので、自動的に車高調キットになってしまいそうです。これがフィンファンネル(笑)。
みんなメガバズーカランチャーを装備してるので、ビームライフルで十分に戦えるところを見せようと思ったら、ザクバズーカとフィンファンネルしか置いてなかったという気分です。
だったらフィンファンネルに決定! しかもオレの目標はできるだけ安く&ナイスな状態にすることなので、ノーマル形状にこだわっていたり、車高調が嫌いというわけではありません。
車高調に使う費用でダンパーを良くしたいってことね。いいダンパーに車高調がついてきちゃうんだからしょうがないよなあ。
オーリンズの車高調キットだと、最初から良いのがわかっていて面白くないような気はしますが、オレがいつも言っているように大切なのはセッティング。オーリンズをベースにクラゴンなりの超快適ドラテク鍛錬マシンを仕上げていきます。
まずはメーカーオススメ状態で乗って、それからいろいろ変更していくことになるでしょう。
オススメ状態だと、ミニサーキットまではOKのセッティングだそうなので、クラゴン部屋師範代としてはたぶん良すぎ。もっとロードスターらしいヘタレた挙動を出してくれないと(笑)。
だけど、そもそもチューニングやセッティングって、悪い挙動が出ないようにするもんですから、悪い操作がそのまま出るセッティングっていう時点でかなり意味不明になりそうだけど。
ま、インプレ担当はオレだし、オーリンズさんちには、こういうワケのわからん注文に対応してくれるだけの技術力があることでしょう。
一見純正っぽい車高で、キラ〜ンとオーリンズの金色の筒が見えたりしたらオトコでしょ。
タイヤも注文したし、もてぎASTP稽古までに「ν」RS第一段階が完成しているのが目標です。
レーシングドライバーの生き様、とくと見るべし!
2006/2/27
雨の新東京サーキットに現れたアヤシイ集団。

侍、山伏、新選組隊士などなど、コスプレというにはあまりに場違いかつマニアックな人たちです。あとで聞いてみたら何かの撮影だったそうです(撮影じゃなかったらコワイな)。
いつもは撮られる立場なので興味シンシン。オレの海パン姿ってこう見えてたのね〜。
あまり予算をかけてる作品には見えませんでしたが(笑)、役者の皆さんが周囲の白い目に耐えながら、プロとして演技する姿は天晴れ! 普通に考えると恥かしいことを堂々とできるのってカッコイイなあ。
オトコたるものこうありたいものです。
2006/2/25
2006年最初のクラゴン部屋、筑波2000稽古をやってきました。
正直ゆぎ以外だったら雨でもいいとは思ってましたが(笑)、当日見事に晴れ! 走行後は暑いくらいの陽気でした。

完全に偶然ですが、この日はマツダフェスティバル開催中かと思うくらいマツダ車オーナーの弟子が大集合! 新旧ロードスターにFX−7、RX−8まで揃ったので、オレもロードスターで行ってみました。
クラゴン部屋MAZDA祭り!
マツダファン感謝デーじゃなくて、マツダはファンに感謝しろデーだな。オレは中古だけどディーラーで買ってるからOKなのですよ。
改めて見たけどRX−8(奥にいます)ってカッコイイねえ。オレのインテの次くらいに(爆)。
家族に言い訳するための4ドアだってうまく処理してるし、写真よりも実物のほうがカッコイイです。実用性を気にするんだったらロータリーの時点で燃費がオトコだから大丈夫。
こんな日があると「オレたちの期待に応えてくれるのはマツダだけなのかな〜」と思ってしまいますね。ホンダもがんばれ!
手前のRX−7は、シーズンオフのたびに大規模メンテをして現れるキッシーさん。写真だとちょっと見にくいけど、今年は明るい青にオールペンをして登場!
理由を聞いたら「カルソニックの青に決まってるじゃないですか」とニヤリ。オレも大好きな星野選手の色にするとはさすが! しかもRX−7というところがオトコです。
カルソニックカラーだったら日産車じゃないかって? 車種やメーカーに捕らわれるようではマダマダですな。「F1のファンなら観戦はグランドスタンドで」と勘違いしてるようなもんです。わかる人は爆笑してください(笑)。

こっちも偶然ですがREVSPEED誌のロケもありました。
1分切りマシン&ドライバー大集合で、ちょっと得した気分でした(笑)。
2006/2/19
先日高校時代の友人の結婚式に出席してきました。

最近身の回りが寿続きで、一昨年が兄、今年が今回の友人、ノリヲさん、そんでもって弟。
明るいニュースばかりでうれしいですが、同級生や兄や弟が結婚することで、オレもそれ相応の年になったことに気付き、軽〜くショックを受ける今日このごろです(笑)。
もうそんな年になったんですね〜。レースばっかりやってたから気付かなかった。「全てをブッチしてクルマに生きる!」と決めた高校の卒業式から、もう10年ですよ。レースでブッチだったのはいいけど、大学もブッチしまくったりして首尾一貫。
オトコは筋を通してナンボですから。
10年とは思えないほどいろいろありましたが、今となってはこの10年でさらに精神年齢が低くなったような気がしてなりません(爆)。
世間では「20代は未成年」ということなので成人まであとちょっと楽しみます。20代は未成年って名言だなあ。
気付いた人もいると思いますが、オレはオトコ3人兄弟で一番人の言うことを聞かない2番目です。今まで騙されて長男タイプだと思っていたみなさん、これは義体…ではなくて擬態です。
2006/2/17
最近ウチの近くで工事が多くて、特に歩道を広げたり形を変えたりする工事ばかりやってます。年度末のよくある風景ではありますが、これが大問題。
ロードスターの車高だとカメ状態でハラを擦ってしまうところがあるんですよ。
擦らない道を選ぶのも不可能な場所だし、クルマのために道を変えるのはオレの主義に反するので、車高を上げることに決定!
今だって低くはないからねえ。普通は車高を下げる人ばっかりだから、調整できる範囲で上げても足りるかどうか。しかもレートを下げれば車高も下がるわけで、スプリングの長さから考えないとなあ。
「車高を上げたい」とか「バネレートを下げたい」とか、妙な要望ばっかりでご迷惑をおかけしています(爆)。
街乗りOKというサスキットはあるけど、それはロール剛性が高いわりに突き上げがないとか、硬く感じないってことです。だからロール剛性が低いモノが欲しいっていう時点で選択肢が少なくなっちゃうんです。
純正よりもちょっとだけ硬ければいいと言ったら、RSアイザワのノブさんに「それが一番難しい」といわれてしまいました。
いいモノはみんなサーキット用っていうのが全ての元凶だな。
頼りはRSアイザワさんだけです(笑)。
富士ショートコースで開催された「トーヨータイヤプレゼンツ シフトアップミーティング」のときに撮った写真です。
後ろの30度バンクがいいでしょ。やっぱり現状でも車高は低くないよなあ。オレが乗ってるせいかリアがちょっと落ちてるけど(爆)。
このときはランエボ[、現行型ミニクーパー、マーチ(フルノーマル+ネオバ)などなど、いろいろ乗らせてもらって楽しかったです。
ランエボはAYCとACDの電子制御を使うのが難しくて、誰にも教わらないで使える人はまずいません。良くない挙動が出たときに補正するシステムだから、セオリーとは違う操作をしなきゃいけないんですよ。
セッティングだってただの硬いサスはNG。単純にロール剛性を上げるんじゃなくて、リアタイヤのロードホールディングを良くしないと、AYCは効きません。クラゴン部屋にはまだランエボオーナーは来たことがないけど、いい乗り方教えまっせ(爆)。
ミニクーパーはかなり良く出来たクルマです。まあ、BMWが造ったらこうなるだろうな、とは思うけど、ヨーロッパ車はどんな車種でも妥協したカンジがなくていいです。
驚いたのはマーチ。この初めて乗った現行型が速いのなんの! たった1.2Lの排気量でもトルクはあって上もボチボチ回るし、ニュルで乗った旧ヴィッツより7cmも長いホイールベースでコーナリングもバッチリ。
ロードスターじゃ普通に負けそうでした(笑)。
グレードは聞き忘れましたが、調べてみたらインテRみたいにポート研磨や補強を追加したモデルもあるみたいです。日産やるなあ。
パワステのセッティングだけちょっと直せば文句なしです。
他にも合計で14台近く乗らせてもらって、改めて硬いアシのダメさ加減と、純正アシのキャパの広さを体感しました。
そろそろアシの話もしないとなあ。