2006/7/27
困った困った。
タミヤGPの帰りの高速で、アクセル全…じゃなくてオンにしても反応が鈍くなりました。
ちょっとガス欠っぽかったのと、十勝明けだったのとで、ついリザーブタンクのスイッチを押しそうになってしまいましたが、オレのインテにそんなもんないし、ガソリンだって十分あったやうな…。
フと見ると、インテのエンジンチェックランプがビカカと光りやがってるじゃありませんか。
その後速度を落として走っても、相変わらずレスポンスは挙動不審。高速で止まったらイロイロ面倒だし、何より危ない。とりあえず高速を降りるまでなんとか走ってもらうべ。
電気系トラブルといえば! 電源ONアンドOFF! 壊れかけた家電を叩くのと同じくらいに、これはレースの世界の鉄則です(絶対に真似をしないでください)。キーを一度オフにしてオンにしてみたら、あら不思議、チェックランプは消えてしまいました〜(笑)。
その後チェックランプは一度も点灯せず。大事をとってディーラーでコンピュータの診断をしてもらうことになりました。
ディーラーっていうと、な〜んか質が一定しないようなイメージがないですか? 分類すれば大企業の会社員だからねえ。ちゃんと仕事ができる人もいれば、そうじゃない人もいるでしょう。そもそもオレよりクルマのことがわかってる人がどれだけいるかが問題ですな。
比較対照が一騎当千のオトコメカニックのみなさんだから、こればっかりはしょーがないでしょう。
アヤシイのはセンサー系かな。
とにかく安くすみますように(爆)。
2006/7/22
ぐやじ〜! 今回は完全に勝てたレースでした。
安田君〜梅川さん〜オレとつないで、7時間目までは全て予定通りのトップ。しかも5周もマージンがありました。ところがその次の安田君のスティントでBMWと接触! 30度くらいの鬼キャンでピットに帰ってきて、修理で30分停止の刑に。
その遅れを取り返そうとしてオレと安田君でJ’sRacing号を全開で追いまくってトラブル。そのトラブルの遅れを取り返そうとしてまたトラブル。
オレと安田君のスティントでは確実に1周ずつ詰めて、一時は20周あった差を15周まで詰めたんだけど、ラスト1時間で接触の影響でロアアームが外れ、最後はスペアのデフが底を付き、チェッカー2分前にピットアウト〜2位ゴールとなりました。
悔しいといえばこんなに悔しいレースはありません。1周の速さでいえばS2000の中で常に2秒〜4秒速かったし、NSXだってRX7だってランエボワゴンだってブチ抜いてやったし(もちろん夜!)、これで勝てないのが24時間レースなんだな。
ある意味全開バリバリで楽しい十勝でした(笑)。
デフが壊れる寸前の振動とか、デフが壊れたときの音とか、ロアアームがポコッと外れる感覚とか(爆)、大変だったけど全てはこれから活きる経験です。
GT300ポールシッターの安田君はさすがに速くていい刺激になったし、梅川さんだって決勝では土曜からは別人の走りを見せてくれました。
やっぱりレースじゃないとわからないことは多いんで、勝ちは逃がしたけど内容の濃いレースでした。
ラスト11時間2人プレイにはシビれたぜ!
忘れちゃいけないのがトレーシースポーツのみなさんの見事な働き。何がすごいってデフ交換15分のイリュージョン! これがレースメカニックです。
だから恐ろしいことに、デフ交換の時間を考えても勝ってた展開なんですよ。だからよけい接触が悔やまれるんだけど…まあしょーがねーや! なにはともあれ、これで24時間レース6回連続完走(しかも全て6位以内!)、十勝24時間レースに至っては初年度以外3年連続の表彰台です。
やっぱり表彰台っていうのはひとつの大きな結果ですんで、応援していただいたみなさんの期待に応えられたかと思います。それにさりげなくS耐自己ベストリザルト更新だし。
また身体のトレーニングも進みましたんで、クラゴン部屋の弟子のみなさんはお楽しみに。ズビシと稽古をつけますぜ!
応援ありがとうございました!

2006/7/13
明日14日の飛行機で十勝に向かいます。空港からバスで帯広に向かい、ドライバー同士で帯広合流という算段でアシはなんとかなりました。
それにしても暑い! 関東は軒並み30℃オーバーだし、十勝だって明日の最高気温は28度だって。この週末は最高気温25度近くで、蒸し暑いレースになりそうです。
去年、10年に1回の暑さといわれる異常気象で、レースをやってて初めて熱中症っぽくなってねえ。重ステNSXに3時間15分連続で乗ったらたぶん誰でも相当疲れるでしょう。そこで必要に迫られて肩甲骨ハンドルさばきを編み出したんだけど、あれは大変だった。
S2000の暑さなんてNSXに比べりゃかわいいもんだし(笑)、開幕戦のハイランドで暑いレースをやってるから大丈夫でしょう。
チームからも「優勝」という目標を明確に示されて気合入りまくりですが、去年の鈴鹿1000km以来久しぶりのS2000を楽しんできます。諸事情により長嶋選手がキャンセルになってしまったので、結局ドライバーは3人。最低でもひとり8時間乗り放題です(笑)。
今週走行会のみなさんは暑さに気をつけて、疲れたら半分でも止めるくらいにしておきましょう。集中力がなくなってクラッシュなんてもったいないからね。
メンテナンスガレージのトレーシーのみなさんは、今頃日本海のフェリーでドンブラコしているころでしょう。上陸してからも長いので気をつけてね!
こっちはレース用ボディ。実車でもまた縁があるといいな。

2006/7/11
もうすぐ十勝ッスねえ。
十勝でいつも問題になるのがアシ。荷物もあることだし、陸続きだったらほとんどのレースにクルマで行くわけですが、フェリーを使う十勝だけは最も安い飛行機を使います。
厳密に言えば、フェリーで北海道に行くだけだったらそんなに高くないんだけど、苫小牧から帯広まで約300km(しかも一般道!)。というわけで毎年迷いながらもブッチギリの時間消費とちょっと高い交通費に負けて飛行機です。
そーすると空港からどうやって移動するかが問題で、去年は諸事情により「誰が迎えに来てくれているのか知らない状態でとりあえず帯広空港に到着」というアクロバティックな展開をブチかましておきました。
あのニュルと比べたらアクロバティックでも何でもないけど(笑)。
今年はスタッフのトレーシーのみなさんが土曜の朝入り(from大阪)→ピット設営というアクロバティックな展開で、金曜着のオレを迎えに来てくれる人が誰もいなくなってしまいました。
うーん困った。
とりあえずバスで帯広市内に向かうのはいいとして、翌朝のサーキットまでのアシがないんだな。レンタカーはもちろん全滅。サーキットまで行くバスなんか決勝日以外にあるわけないし、最後は困ったときのGスポ頼みか(爆)!
というわけで明日電話しま〜す。
2006/7/10
レース前に、たまにはこんな息抜きを。

NSXなので、トレーシー号っぽくにしてみました。

実物と比べるとさがにアレですが、まあ気分はいっしょということで大目に見てください。
実はこのラヂコンがとってもいい素材で、リバウンドストロークによる挙動の変化まで勉強できてしまいます。リバウンドが多すぎるとヘニョっとロールしてフロントだったらアンダー、リアだったらオーバー。少なすぎると内輪の接地が悪くなって、フロント/リアともに唐突なアンダーオーバーが出ます。
ロールもさせないとダメだからセッティングも実車とかなり近いです。
なんてことをやってると仕事と息抜きが同じになっちゃうんだな。まあ、それもいいでしょう。
おかげさまで十勝は正式に決まり、レースまでゆるトレーニングバリバリの日々を送っております。レース前だからラヂコンでも気合が入っちゃうのかもしれません。
十勝24時間レースはオレ自身とっても好きなレース。観客のみなさんにお会いすることを楽しみにしてます。今年は牛の丸焼き食いたいなあ。
十勝でボクと握手!