2006/12/28
今年も絵に描いたやうな年末ですのう。
仕事を納めたり帰省したり、みなさんドタバタの時期ですね。幸か不幸か、我が家には帰省も大掃除もする習慣がなく「わざわざ混んでる時に帰ったり、忙しくて寒い冬に掃除しなくてもいいのになあ」というバチアタリなことを考えております。
クリスマスと正月みたいに、多様な文化がテキトーに共存できるのが日本のいいところなんだから、大掃除なしの家があっても問題ナシ。
ところでロード&スター最新号は見てくれましたか? こういう雰囲気でやりますので、みなさんよろしく。実は思ったよりもオレのことを書いててくれてうれしかったりして。年内に1回RSアイザワさんちを襲撃して作戦会議をしたいんだけど、首都高大渋滞にハマっている時間がないというまいっちんぐな状況です。
29日は全国的に雪が降るという予報らしいので、みなさんお気をつけて。
いくら自分が気をつけたところで、雪の日にノーマルタイヤで出かけるオタンコナス(って言っちゃってもいいよね)もいますので、外に出ないのが一番です。
2006/12/25
年内の仕事は年賀状と筑波稽古のDVD発送とREVアタックのDVD製作で終わりなんだけど、筑波稽古のマスターテープが見つからなくて、部屋の掃除からはじめないとダメそうなクラゴンです。
『硫黄島の手紙』を見て『攻殻機動隊SolidStateSociety』を見て『W]V』を見て『1991年F1総集編』を見ました。でも見てるだけじゃなくて、仕事しながら見てます。いや、仕事してます。原稿書きにとっては、言葉や表現のある媒体を見ることは全て仕事です。
半分くらいウソです。
でも『硫黄島』は面白かったです。いや、面白いっていうのは違うな。オレは史実として知っているので、特に何か感じることはなくて、アメリカ人が作ったことに意義がある映画だと思います。知らない人は見ておきましょう。
さて、みなさんに有料のクリスマスプレゼントが(笑)。
3月1日(木)にRSアイザワさんと共催でイベントを開催することになりました〜! しかもロード&スター誌後援! 12月26日発売のロード&スター最新号に告知が掲載されているはずです。
ロード&スター誌をご存じない方のために説明しておきますと、VTECSPORTSのロードスター版です。これじゃミもフタもねーな(笑)。でも出版社は同じニューズさんだからダイジョブ。ニューズさんにはお世話になりっぱなしです。
場所はクラゴン部屋単独だと高くて開催できない筑波1000! クラゴン部屋東北シリーズのために連休を取るのが難しい方、行きたいけどちょっと遠いという方は、要ちぇっくですぞ!
ただし、ひとつ注意が。RSアイザワさんとロード&スター誌で気付いた方も多いと思いますが、ロードスター限定です。クラゴン部屋の師範代もロードスターということでゴカンベンを。
ロード&スター誌発売に先駆けて、RSアイザワさんで先行受付を開始しておりますので、ロードスターオーナーは必ず見てください。
開催要項をご覧になった方は「あれ、普通の走行会っぽい」と思われるでしょうが、鍛錬内容やタイムスケジュールはクラゴンが全部考えていますのでご安心を。内容についてはもう少し煮詰める必要があるけどね。
やっぱりねー、多くの人に来て欲しいほど、オーソドックスな名前や内容になっちゃうんですよねえ。こればっかりはそういうもんです。ここでオーソドックスじゃない方向にシフトできる人は、よほど頭が良くて自信がある、つまりヘンな名前にするリスクをシビアに計算できるか、リスクをリスクだと気付かないただの変態です。
オレは24時間レース大好きのドMなんで、たぶん変態の方だと思います(爆)。
「クラゴン」で「部屋」だからこそ、弟子のみなさんに来てもらえることを知っているのはオレだけだからね。普通の人から見たらとんでもないリスクに見えるのかもしれないし、こればっかりはやったことのある人間じゃなきゃわかりませんよ。
実はオレ自身も告知を見て「あれ?」と思う内容だったりするんだけど、関係者のみなさんもそのうち慣れて、ご理解いただけるでしょう。恥ずかしいのは最初だけだから(笑)。
とりあえず1回やってみないことにはわからないけど、RSアイザワのためでもロード&スター誌のためでもロード&スター読者のためでもなく、全ては当日来てくれる弟子のみなさんのためです。
「人馬一体」の意味を知りたい人だけ来てください。
2006/12/21
例の英会話スクールに今日電話してみたら、やっと日本人スタッフが出ましたが、日本語は通じませんでした(笑)。「ちゃんと教えたいから来てくれないと困る」だって。意味がわかりません。行けりゃ最初から行ってますよねえ。
つまるところ、生徒の希望よりも「自分がこう教えたい」という意味不明な自己満足を大事にする、ただの素人だったということです。予約や支払いの説明に関しても素人全開なのに、わけのわからんプライドはある。実力の伴わないプライドはダメな素人の典型だし、やっぱり廃業決定だな。もうオレに理解できる摩擦円からハミ出ました(笑)。
ある御方の話で、「縁」ってのはもともと細くて切れやすいもんだそうです。本来、その縁を切れないようにするのが大切なわけで、自分から切るのはアホにもほどがあるとか。西洋人やボケた日本人には縁や因果はわかんないのかもね。
一方、要求されることを限界ギリギリまで達成するのが本物のプロ。
今日はそんなお話をしませう。
昨日行った錦糸町のSKY・C−PLACEという床屋さんでのことです。今は床屋って言わないんだっけ。ヘアメイク? ヘアサロン? まあそんなカンジで(笑)。
いつも通りのギリギリ到着で、上野に夜7時集合のところ5時15分にスカイに到着。錦糸町から上野まで乗り換え含めて30分あればOKなんだけど、絶対に遅刻できない用事だったので、上野駅で現在地ロスト(爆)の可能性まで考えて、6時錦糸町発の予定で組んでました。
通常1時間ちょいのカットコースだから、ちょっと急いでもらって完成は6時15分。6時45分には上野に到着する計算です。でも万全を期すために、無理を承知で「15分まででOKだけど、できたら6時にお願いします」と頼んでカットがはじまったわけですよ。
そしてら、急いでくれといったのはこっちなのに、カットコースの中でカットする(つまんねー)、つまり時間のために飛ばすところをわざわざ全部説明しながら、しかもザクザク進めてくれました。別に時間までにやってくれればそれで十分なのに、丁寧なことです。
そして終わった時間は6時03分。スタッフさんから出て来た言葉は
「3分オーバーですみません」。
もともと無理難題なのに、15分まででOKだって言ってるのに、たった3分オーバーでほぼ完全に第1希望達成なのに、「3分オーバーですみません」。素晴らしい! これぞプロフェッショナル!!
こんなこと言われたら、また行くしかないじゃないですか(笑)。
お客さんのいる仕事なら、いかに選んでもらうかが勝負。お客さんを選べるもんだと勘違いしたらイッカンの終わりですな。「もともとできる人だったら教えられます」や「時間さえあれば上手くできます」じゃ、プロとは言えんでしょう。もちろん常識的な範囲でね。
素人の仕事は許せないのと同じベクトルで、プロの仕事には感動したいよねえ。
さんざん書いたところでナンですが、クラゴン部屋はお客さんじゃなくて弟子だから問題ナシ(笑)。
2006/12/19
〆切と体調不良にやられて英会話スクールに行っていなかったら、「もう来なくていい」と言われてしまいました。しかも「他をさがせ」まで。なかなかやるね。
こっちも忙しさが不定期な仕事なんで、時間に遅れたり連絡ができなかったり悪いことしたけど、別に英会話に行くのはオレの仕事じゃないからねえ。都合の悪いときに行けないことに目くじらを立てられても困っちまいますよ。
そもそも時間に遅れたり連絡ができないのは今に始まったことじゃないのだ(爆)。
もちろん料金を払わないんだったら話は違うけど、当然そんなことはありません。
オレだってクラゴン部屋をやってエントリー代をいただいている身分ですからね。高いお金と時間を使って来てくれることを思えば完全に意味不明な対応です。地元でやってるわけだし、悪い話が広がることはあってもいいことは何もないよねえ。もし今の料金でワリが合わなくても、増額の話をするはずだし。
そこで灰色の脳細胞を動員して考えたのは、何かあったんじゃないかってこと。
電話口での豹変っぷり(まさに豹変だったな)を、たかだか2週間くらいのうちに完成させるには、よほどの大きな、しかもごく単純な損得の計算さえできなくなるほどの精神的ダメージがあったはず。「もう来なくていい」など異常に攻撃的で、しかも影響について想定できないのも、精神面に問題があるときの特徴です。もし主婦のオネーサマ相手に知れ渡ったら、総スカンで大打撃間違いなしでしょうに。
そして日本人の奥さんをカタクナに電話に出さなかったことを含めて答えを出すならば、
ズバリ、奥さんに逃げられた!!
ホームズとポワロとコロンボと金田一とコナンを見たオレのリーディングにかかればこんなもんです。事象の表面だけとらえればただの腹立たしい話ですが、「不自然な行動のウラには何か隠したいことがある」という推理の鉄則に従えば、見えてくることもあります。
奥さんがいればしっかり金やウワサの計算もするだろうしね。この調子じゃほどなく廃業だろうけど、自分で選んだ道なら見事散ってくれるでしょう。
これもせっかくの縁だと思っていたけど、次の学校には次の縁があるはずなので、楽しみにしておきましょう(笑)。