2009/3/31
いや〜いいね。フェッテルは最高だ。
どうあがいてもダメそうな状況で全力で2位を死守しようとし、そして失敗したら「ベリーベリーソーリー」と素直に謝る(笑)。最後は3輪でも走り続けるし、ぜひあのまんまチェッカーまで走って失格にでもなって欲しかったな。
レッドブルで驚速ブラウン号を追いかけたのも素晴らしいドライビングでした。
ハミルトンもそう。いかにダメな状況でもモチベーションを下げることなく全力を尽くすか。フェラーリもそうだけど、幸か不幸か今の時点では速いドライバーが遅いマシンに乗ってるんだよね。この2〜3戦はかなり期待できるかも。
ブラウンGPはとにかくグリップレベルがランク違いですのう。ダウンフォースかサスかどっちでかせいでるかはわかんないけど、ダウンフォースじゃないかと思うんだけどどーでしょうかね。
こうなると、出るとか出ないとかっていうのはなかったんじゃないかな。どこが買うかはあっても、最終的には出るのが決まってて準備してたんでしょう。チームの存続なんて話自体が資金源が目立たないようにするブラフだったんじゃね?
こういうときはだいたい一番得したヤツが一番悪いヤツなんだけどさ(笑)。ちなみに一番損したヤツは一番マヌケなヤツだな。一般論としてね。
いずれにせよF1は開幕し、オレのレースも話は進んでます。ニュルでは今日も最高にバカなクルマを目指してバリバリ走っていることでしょう。遅れるヤツはハイソレマデヨの世界です。
だからこそ今そこにあるチャンスを獲りに行くフェッテルのアタックが光るんだよなあ。
2009/3/28
久しぶりのSUGO、しかも天気は快晴!
いやっほ〜う。

2009/3/26
人生は常に新鮮な驚きに満ちとりますのう。
向こうで集めたドライバーが資金難で撤退しちゃうとはね。オレに関しては当然何も問題ナシ。残念だけど、どってことありません。むしろコンサバな話でまとめたことに間違いがあったような気すらするな。
そもそもレースだしこんな時代だし、これまでもがびょーんなことはいくらでもありました。行ってレースできないよりゃ驚かないな(笑)。
さすがにチームは平身低頭の様子なので、
「オレはどんなことが起きても覚悟はできてるからノープロブレムだ。サムライは常にハラキリの覚悟をして生きてるからな。ガハハハ。」
と、この機会に完全に間違った日本観を植えつけておきました(笑)。
「頭は優位に立ったときこそ下げるもんだ」と企画7課の内海課長も言ってることですし、ここはひとつヤーパンサイズのデカイキンタマを見せてやろうじゃありませんか。オレもキンタマ小せえヤツは大キライだから。
無理が通れば道理が引っ込む。でも無理なもんは無理。それがレースの世界です。
それでも縁さえつないでおけば可能性はいつでも出てくるから。
な〜んて思ってたら次のオファーがちゃんとあるから面白いんですよ。
まとまるかどうかは向こうの出す条件次第。エントリー締め切りまで時間もないし、ちょっと厳しいかもしれません。どうせ予算も限られてることだし、オレには他の人と違って24時間以外の選択肢もあります。面白そうだったら乗るし、そうじゃなかったら乗りません。
オレの取り組み方を考えると、勝つことが最終目標でも何でもなく、極端に言えばニュルをレーシングカーで走れりゃ何でもいいんですよ。
普通は勝つという目的のために走るもんだけど、オレは走るという手段のためにレースやマシンを選ぶわけです。まさに手段のために目的を選ぶオトコ。
向こうのチームと直接交渉してるから面倒は面倒なんだけどね。それができるだけの結果を出してるということです。
まあなんとも言えないけど、イロイロな意味で期待しててください。

2009/3/22
ワイパー事件があったのはサーキットのために其之弐inもてぎの前日でして、雨予報を見て撥水剤でも塗るべというタイミングで気付いたもんだから、ロードスターで出撃するわけにいかなくなっちまいました。
荷物も積んで、ジャッキアップしてハブのガタとか可変アライメントの動き具合とかぜーんぶチェックしたあとだったのに。
そこで動員したのが、ドイツ車研究&左ハンドル練習のために導入したBMW318。

お披露目は去年のもてぎASTP特上でしたんだっけ。導入から半年で3000kmほど走ってはいますが、スポーツ走行に駆り出すのははじめてです。
そろそろニュルも近くなってきたことだし、何よりロードスターを使えない上に何一つ得るモノがないのは敗北だと思ってさ(笑)。
ちょうどいいからついでに練習するべと軽いノリでした。
それが走ってみたら超スンバラシクいいんですよ。
稽古映像でもアップしたように当日は超大雨。しかもタイヤは買ったときについてた、PレリのDラゴンとかいう、どーにもなんない困ったちゃんでさ。
そんなカスみたいなタイヤにも関わらずガリガリ曲がっていくし、ABSは最大減速Gを維持しっぱなしだし、何よりすんばらしいのが、ほぼ定常的に旋回しているところでステアリングをピッと入れると、そこでヨーが立ち上がるんですよ。
ええい!連邦のモビルスーツは化け物か!!(←間違い)
ヨーが立ち上がるというのはつまり、コーナリング中の自由度が高いということ。ロードスターとは違う意味で、ドライバーにやさしいクルマです。そしてウエットグリップの高さはタイヤを上手く接地させているということでしょう。
このへんはスラロームの映像を参考にしてね。
インテRは進入は最高だけど、コーナリング中にここまではできないし(だから進入命!)、ロードスターはグッドディメンションのFRなのにフロントがスポーンと軽く抜けたりするしねえ。
でもそれでOK。ロードスターの半分はやさしさで出来てるから。だからこそサーキット入門車なんですよ。
318ってE46のBMWの中でも一番安いモデルでしょ。エンジンなんか118馬力しかないから加速はホノボノしまくりだし。その318でオレが驚くほどのハンドリングです。限界の高さをウンヌンしなければ理想のハンドリングと言ってもいいでしょう。
BMWってイメージとしてはちょっとプレミアムっぽいし、ディーラーだってそういう売り方をしてるじゃん。でも実際には本気でFR最高という理想をかかげ、それを実行しているとんだバカ自動車メーカーでした。
よりによってニュルのオールドコースで、普通のセダンでスポーツカーに勝とうとしてるんだから、バカでいいんじゃね(笑)。
素人ユーザーに媚びて、クルマだかなんだかワケのわからんモノになっちゃうのは、ただのマヌケ。ユーザーに媚びず会社を顧みずに造ったバカなクルマこそ、オレたちを熱くさせるのですよ。

2009/3/22
VTEC原稿終わったあああああああああああ!!
最高に「ハイ!」ってやつだアアアアアアアアハハハハハハハ!
えー今回はタカギシレーシングガレージのご協力をいただいて、なかなか普通は見られない面白い内容になったと思います。タカギシさんありがとうございました。
感謝の念にウソ偽りはないのに、原稿にはオヤジとか書いてしまいましたが。このエンターテイナー魂といいますか、みんなに見せると思った途端に面白く書こうと思ってしまうのはなんとかならんのでしょうか。
ニュルへの単身突撃がネタになると思ってしまうくらいですから、自分でもなんともならんと思います。
でも内容はバッチリ最高に書いてますので、オヤジ呼ばわりくらいしなきゃそれはそれでただの内輪向け文章になってしまいますのでご容赦を。なんかプロっぽいぞ。こんなとこに書かないで電話すればいいのか。
あとはASTP臨界突破のページ製作もしなきゃいけないし、ワイパーを持ってかれてる場合じゃねーんだけどな。