今回はめずらしくっちゅーか始めてのリタイヤで途中経過もアレなら結果もアレで、親方ガチギレじゃないかとご心配のみなさんにお知らせです。
今回のレースでも多くの方に応援団に入っていただき、多くのサポートをいただきました。
厚く御礼申し上げます。
特に今回のような、ハッキリ言ってイマイチ(笑)のレースの方が、サポートいただくと大変助かるんですよ。結果が出りゃ何でもいいわけですから。
なので結果が出なかったことに対しては大変申し訳ないところですが、応援団が最もありがたいレースでもあります。本当にありがとうございました。
そんなみなさんに心配をかけないようにアレしておきますと、チーム代表のトーマスさんからはすでに次回のレースの打診が16連射の勢いで来ております。
心配は一切ご無用です。たぶんバネは仕込んでないです。その心配ではない。
ダメなときはダメなりに。コレがダメージリミテーションというヤツですよ。
最終的にはオレのアレだった部分も最後のアンドレアさんのクラッシュでチャラになり、「クラゴンは全然予選までぜんぜん走れなかったのに、レースはノーミスでさすが!」というイメージしか残っていません。さすがオレ。
本当に物理的に清潔かどうかではなくて、大切なのは清潔感です。清潔感さえあれば不潔でも大丈夫なのと同じです。
そんなわけで、オレが行くよと言えば年内にもう一発行けるくらい。全損だから新車投入するんだって。さすがポルシェ本社のサポートを得てるチームは勢いが違う(笑)。
行くかどうかは別だけどね。今回はあまりいい展開ではなかったのは事実ですから、ご機嫌スラッシュしたフリくらいはしてもバチ当たらねーべ。
そして好条件を引き出す。
ただバックミラー見てないような、あんな凡ミスをするドライバーと組まされて、オレのスティントがねぐなったわけですから、立場としては完全にこちらが上です。チームとしては団の面目丸つぶれというヤツです。
しかもプロモーション的に向こうは日本人でニュルをちゃんと走れるヤツが欲しい。それもニュルライセンスを持ってて、現地チームでの実績多数のヤツが。
そんなのはオレしかいないのに、チームはとても良くない状況を作ってしまった、完全に失敗したと思ってるわけですよ。
ここでやることは、ディオとはじめて会った花京院のように、安心させてあげることです。
「ゲロを吐くくらい怖がらなくてもいいじゃないか…安心しろ…安心しろよ…花京院…」
この交渉術だけでも仕事になりそう(笑)。相手と自分のカードを把握して、どのタイミングで何を切るか。
なんだけどそんなのは小細工で、相手より強いカードを持ってればいつ切ったって勝てる。より効果的に切るだけのアレです。うふふ。
弱いカードで戦術的に、あるいは運用で勝つのは小細工です。まず相手より強いカードを手に入れるのが基本です。
予選までアレだったのをレースで何とかしたことで、そのカードを手に入れたわけですよ。
やることはディオ様のように安心させるだけですから、みなさんもワンチェンくらいのつもりでテンション高めに安心してください。
どう見ても東京湾ウケる。
