2014/4/16
アレ方さんのアレップ細胞に関してツッコミを入れたいところですが、まだ次の展開がありそうですな。いや楽しみです。科学的っちゅーのをよく考える機会ですな。
ちなみにですが、例の会見の段階で「アレ方さんの言ってることは信用できる!」と思う方は、振り込めサギとか悪い勧誘に引っかかりやすい人です。モノゴトの途中経過を軽視して結論を出す傾向があるという意味で。
主義主張には理論と証拠がセットでないと。「過程や! 方法など! どうでもよいのだァーッ!」と言えるのはディオ様くらい人間を越えてからですよ。
アレップ細胞の真偽はオレにはわかりませんが、アレで人がどう動かされてるかが興味深いです。
というわけでクラゴン部屋の証拠映像の続きをアレしましょうか。
赤い人についてってばかりもアレなので仕留めたところです。
この速度は完全にアッチ側デスネ!
F1の300kmよりも、ポルシェの280kmの方が絶対に気合いがないとダメだな。
実は赤い人は新型GT3で3.8Lエンジンなんですよ。
こっちは3.6Lなのでそれだけでお馬さんが足りません。なぜ立ち上がりで追いついてるかというと、こっちはシーケンシャルで赤い人はHパターンシフトだから。赤い人はSP7クラスで、マイカーはポルシェカップクラスです。たぶん。よく知らない(笑)。
お馬さんの差がどこで出るかというと、最高速で出ます。
空気抵抗を押し切っていくのはエンジンパワーです。で、前の周はスリップストリーム使っても抜けなくて、コーナーはブロックする気マンマンで、どーすっかなというところに、白い人が来たわけですよ。
白い人のスリップストリームと、赤い人のサイドスリップまで使って、やっと抜いたということです。
じゃあ白い人に抜かれたのはいいのかといえば、別にいいんです。初ポルシェで順位のひとつにこだわっても意味ないべ。自分の鍛錬の環境をアレするためのオーバーテイクです。
あとは後ろが詰まりまくっててまして。

こんなカンジで5台くらい。ポルシェの第2集団で争ってたらしいです。このドライビングで次のレースが決まるんだから、引っかかってる場合じゃねえし。
というのはアレとして、やっぱりニュルブルクリンクのポルシェ乗りは特別なんですよ。

ニュルの開発テストといえばポルシェ。ポルシェの総本山みたいなもんです。そこでポルシェ911に乗れるドライバーは100人もいない。
その変態ポルシェ乗りの中にマギレ込んでスリップストリーム合戦となると、さすがのオレもあまりにヒャッハーで、世紀末救世主伝説的に汚物を消毒してしまいそうでした。
もうここで第一部完でよかったな。長くやりすぎた(笑)。
でもこうして見ると、まだまだアレがナニしてないんですよ。このレース中にどんどんアレしたカンジです。
やはり奇妙な冒険は第2部からが本番ですか。
2014/4/12
春場所はDAY2が満員御礼、DAY1とDAY3に空きがちょっとだけあります。
http://kuragon.net/KURAGONBEYA.htm
エントリーをいただいたみなさんありがとうございました。
筑波出稽古は完全にガラガラですが(笑)。
たまに書くアレですが、貸切稽古のエントリーが少ないとそのままレッドレターつまりアレ字になってしまうので、春場所にお越しいただく方が経営的に助かります。ジャンアレ字。
筑波のジムカ場、コース1000も同じです。
でも鈴鹿はぜひエントリーをいただきたいです。オレも走りたいから(爆)。
じゃあおぢさんのクソカッコイイオーヴァーテイクを解説しませうかね。
ココでアウトから行くという変態技。
どんなコーナーか外から見るべ。

向こうからこっち向きに走って来て、@が最初の右、Aがつぎの左です。Aのあたりで抜いたカンジですかね。
その先はこう。順路は手前から奥です。

この左コーナーをガバーとアウトから回って抜くなんて、普通に考えたら絶対に無理。とんだ変態技です。
なぜ行けるか、行けると思ったかというと、ちゃんと布石があるんですよ。
その手前のコーナーで、完全に前の前の人に詰まってるんだよね。赤い人の前に白い人がいます。ブレーキングはオカマ寸前だし、コーナリングスピードも遅い。
その原因はもう少し前にあります。
ココでクラッシュしたクルマがブチ撒いたクーラント汁かなんかがありまして、ちょっと滑ってるのがわかりますかね。
そう、遅い原因はふたつ前の白い人が、この滑りにビビったからです。
つまりステアリングインフォメーションを正確に取れていない。ビビりによって、グリップを下方修正する傾向があるということが、あのオカマブレーキングでわかったんですよ。
だからアウトからでも行けるという判断がアレします。スキを突いただけではなくて、そこまで狙ってやってます。はいもっかい。
この修羅場でバババ―と瞬時に分析する認識力、走るだけでもヤヴァいサーキットでオーバーテイクを実行に移す気合い、そして達成するドライビングスキル。
この高度な変態トライアングルが、クソカッコイイオーバーテイクにつながります。それぞれはカッコイイのに合体すると変態(笑)。
今見ると、初ポルシェでずいぶんやりすぎたというのと、まだまだヘタだったのと両方ですかね。2010年の話なので、今ではこんなもんじゃないくらい変態です。
クラゴン部屋でももちろん変態ドライビングですので、弟子のみなさんはお楽しみに。
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