2016/10/6
なかなかショッパい話が続いて申し訳ありませんが、勝負事としての大変さとか、死ぬリスクとか、そーゆーのは余裕です。
結果を出しても効果がないとなると、ヒャッハー最優先のキ○○イレーシング親方がお休みに入って、勝負師親方が「勝てない勝負はやめるべ」と言い出して、経営親方が費用対効果を計算しはじめて、ドライビング親方が「ここまでの変態ドライビングはクラゴン部屋だけで見せればいいんじゃね?」と言い出すカンジですかね。
そのへんバカなスポーツ選手だと考えることもないのかもしれませんが。
オレ脳内会議です。絵的にはゼーレのあのカンジです。エヴァシリーズをシンのすがたにー。

そういえば2012年のアウディ1回目のときは、SP4Tクラス優勝してもSP9はないとハッキリ言われたんだよね。レーダーモータースポーツで。
いいとこテストのみ。もち経費は全額負担で。
2013年も特に進展はなく、2014年にはシュミッツのおっさんに疑われながらも乗れて、2015年にはかなりヒャッハーして、2016年にはもういっか(笑)だから。
まーゼイタクな話ですよ。
これだけの変態的な上達をしていれば、評価する以前に理解することがなかなか難しい。
その意味では、オレの変態ドライビングを定期的にご覧になっている弟子のみなさんが、最もおわかりになっているでしょう。
能力は価値を理解してくれる人のために使いたいじゃないですか。そうするとやはりクラゴン部屋ですかのう。

あとはぬこ写真か(笑)。
ぬこ写真はいいわー。ほめられて人格上がる。
レースよりも評価されてる気がするのは大問題ですな。もう終わったことだからどーでもいいですが。しかしこないだの福岡もなかなかのぬこで、本格的に上達しつつありますのう。
2016/10/6
そんなわけでして、最速クラスまでやってやり切ったとか、目標を達成して卒業とか、そんなことは全くありません。
オレはニュルブルクリンクで勝てるレースをしたい。
総合でシングルに入るのは何の問題もなく可能だから、表彰台くらいならなんとなーく見えているともいえます。
なんだけど、あまりに状況が変わらなくて疲れちった。
意欲も能力もあるのに続けられない、最もファッキンなパターンだと思ってください。本格的にムカつきます。
つまり状況が変わればやるともいえます。激しいベット(≒要求)に耐えられるチップ(≒リソース)があれば。
ただしそんなチップは個人では無理です。
ニュルブルクリンクで腕で勝負できるような変態特殊能力は、日本のプラスになることだから、オリンピック選手みたいに、ある程度は社会で支えてもらわないと。個人でやる範疇を超えてます。
そのへんが明確にわかったのが2014年のメルセデス1回目。このときは本当に死にかけた。

目をつむって集中しているわけではなくて、体調が悪すぎて待機中に落ちているオレです。
体調が悪い原因はたぶんレースの準備とクラゴン部屋でやることが多すぎたから。石原さとみの次に興味がある脳の話題でいえば、脳を使いすぎてオーバーロードしたというところでしょうか。
夏場所が終わってから36時間でドイツに出発とか地獄ですな。
食えない、寝られない、下痢が止まらない、レース前日の夜中に「この体調でレースが無事に終わったらオレすげーな」と思ったのをよく覚えてます。
チップが足りないからと命を削るとこういうことになります。
だから状況が変わるかどうかは切実なアレです。
SP9クラスを2年もやれば状況が変化するかと思ったら、ご存じの通りぜんぜんですぜ。スポンサーはつかない、メディアにも出ない、日本に帰ってからオレを絶賛する会もない(笑)。いやひとつだけあるか。
みなさんいつもありがとうございます。
オレのニュル挑戦に価値があるなら、このあたりの状況を何とかするように助けてほしいな。すぐにでなくてもいいので。
とりあえず現状では無理です。

ごろにゃーん。
2016/10/1
今年のレースはなしです。
決定です。
詳しくはまた。

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