2013/12/10

ティーカップの取っ手に指を突っ込んで持つのはこの上なく下品な行為ッ!
ええアレを読みましたよ。T田さん貸していただいてありがとうございました。
じゃあアレの続き、いやちょっと戻ってアレしますか。
ピットインの前に恒例の無線不調があったんですよ。

ライン上はドライですが、なかなかのウエットパッチ。第1ジャンピングスポットの先です。
ということは5速で200キロくらいは出てます。ラインを外したら完全にアレしてしまいます。
無線の不調といっても、通じないんじゃないんですよ。
単純に音量の問題です。それだけ(笑)。
こーゆーのがスポット参戦のアレなんだよなー。どーでもいいことが準備できてない。よくあることとはいえ、いちいちまいっちんぐな話です。ギリギリの判断で間違える可能性があるわけだから。
ちゃんとピット出る前に確認して、全開で走り出したらエンジン音で聞こえないというオチです。
だから聞こえないわけじゃないんだけど、断片的にしか聞こえなくて、「OK」とか「BOX」とかはわかる。
だけど、もっとゴニョゴニョした話になると「あんだって?」になってしまうわけです。
だってフリー走行も予選も走行中に話すことなんか特にないんだもん。
なので「How **** tire ****** *****.」くらいにしか聞こえません。
だがしかし!
このオレ様の豊富な放置プレイ経験を甘く見てもらっては困る。
このコンディションでゴニョゴニョはじまったら、そらタイヤチェンジだべとゴーストがささやくに決まっとるわけですよ。そこでこちらから宣言する作戦に移行しました。
「Box. Box. Slick tires. Slick tires.」
コレで向こうがゴニョゴニョ言わなければファイナルアンサーだべ?
やることはひとつ。可能な限り速く走ることです。そのために何をするかといえば、それほど選択肢は多くはない。こういうときに、コミュニケーションが上手くいかないことに捕らわれては、本質を見失います。
理解できないことや納得いかないことに対する耐性がないヤツは、修羅場ではお荷物なんですよ。オマエの納得なんぞなくても世の中は動くんじゃー。
こういうときはちょっと変則的な放置プレイだと思って、意味なく気持ちよくなるのが正解。
ということを、やっつけかけてるレインタイヤで全開走行しながらやります。
ハンドル切ったか切らないかくらいで勝手にコーナリングがはじまってるし、ブレーキはまっすぐ止まってないし、こりゃなかなかアレな映像ですな。
特に最後のフラフラッとしてるのは、ストレートエンドで下って登って、遅くて時速250キロです。しかもフラフラのあとにアクセル入れてるし(笑)。コレはちょっとしたキ○ガイ映像ですな。すいませんオレ変態なので。
この状況で普通のピットストップをやるんだから、まさにスタンドプレーの結果として生じるチームワークのアレです。
そしてあのピットストップに続きます。
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