今日は風が強かったです。長男がコーチしている小学校のサッカーチームの練習を見ましたが、お父さん、お母さん達がたくさんいて、コーチ、お父さんチームと小学生がサッカーの試合をしていました。
最近、ここのチームは強くなっているようです。毎週の土日、練習していますから、ボランティアのコーチの方々は大変ですね。そんな私も部活動指導を離れて、早5年がたちます。土日はいつも試合でしたね。そんな練習風景を見ていると、昔??を思い出します。よくやりましたね。子供達と土日を過ごした記憶がありません。
現在の高校の部活は少なくなりました。私がやっていたソフトボールの最盛期は神奈川県だけで135校のチームがありましたが、今や30を割っているそうです。選手が集まるところには集まっていますが、あとは9人そろえるのがやっと言う感じです。
日本の学校教育を支えてきたのが部活動のシステムだったのですが、それも確実に崩壊していますから・・・。
肉体的にも精神的にも社会性を身につけるためにも重要な役割を果たしていた部活動が衰退していることがは、いろんな方面で悪影響がでるでしょうし、実際、この10年の学校教育現場はいろんな問題を抱えています。
15年前に私は「これからの日本は子供達を学校へ送るときに、その命の心配をするような時代になる。」と言っていましたが、悲しいかな、それが現実になっています。10年前に「援助交際」という言葉を聞いたとき、何のことだかわかりませんでした。しかし、その事実を知ったときに確実に「幼児虐待の時代」が来ていると思いました。なぜなら、倫理観がくずれているからです。
まさにダッチロール状態の日本の教育・・・!
机上の学習時間の確保より自然や動物との触れあいの時間を教育に取り入れるべきです。
箱庭療法を日本に紹介した心理学者・河合隼夫さんが言われるように、今の子供達には「闇の体験」をさせるべきです。
私はこの言葉を次のように理解しています。
全く先が見えない暗闇、恐いですよね。しかし、その経験は子供達に自然や生き物に対し、敬虔な気持ちを抱かせるということです。簡単に言えば
「となりのトトロ」や「もののけ姫」などのジブリの世界です。このような世界を映画だけでなく、実体験させる必要があります。
私は北海道に行くと必ず暗闇に行き、満天の星を見ます。手を伸ばせば、星がつかめそうな夜空です。しかし、暗すぎて1人で行くのは嫌です。ワンコがいないとそんな所には行けません。(笑)
そのような闇の体験を子供達に経験させることが、大切なのです。この日記を見たお父さん、お母さん、お子さん達に暗闇の体験をさせてみませんか?

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