こんなニューストピックが・・・
福岡県筑前町立三輪中2年の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺した問題で、同級生が「先生がからかっていたので、自分たちもしていいと思った」などと、遺族に告白していることが分かった。(読売新聞)
今回、対処した学校、教育委員会は当然非難されるべきですが、このような言い方をしている生徒達に対して、マスコミは何とも感じないのでしょうか?
先生がからかっていたからイジメを・・・そう言うのを責任転嫁というのですよ・・・・!と教えてあげないのでしょうか・・!
また兵庫県の有数の進学高校でも深刻なイジメの問題が表面化しています。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200610210211.html
定時制高校に来ている生徒の三分の一以上が不登校の問題を中学時代に起こしていると言っても過言ではありません。
その原因の一つにイジメや親による虐待もあることも確かです。
個人情報保護がかえってイジメの問題を隠してしまうこともあります。
先日は「いかがわしい時代」となった言いましたが、「何が起きるかわからない時代」になりました。
10年以上前に「これからの時代、親が子供を学校に送り出すときに、どうか無事に生きて帰ってきて欲しい。」というような時代になると話したことがあります。
未来学者のガルブレイス氏は21世紀を the age of uncertainty と言いました。その本を私の大学の先生だった国弘正雄氏は「不確実性の時代」と訳されていました。
まさに何が起きるかわからない時代になりました。
学力ある??生徒がそんな非道徳的なことはしない・・・つまり、学力と道徳的な行動は伴うと私が考えていたのは1990年頃まででした。
今やその悪知恵を活かし、いろんな悪事をしている生徒もいる・・・・。(と断定すると問題がありますので・・・)
とにかく、今や日本の至る処で何が起きても不思議でない時代になりました。
追伸
様々理由で中学校に行けず、不登校教室に通っていた生徒が、何事もなかったように、毎日、定時制に通っています。その姿を見るたびに、全日制ではやり直しができないが、定時制ではやり直しができるの生徒がいるのです。
そこに定時制高校の存在意義を感じます。

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