みたび、少し前ネタです。
12/4〜9までドイツに出張していました。
今回はレンタカーとしてBMW5シリーズを借りて
アウトバーンを走りまくりました。
この5シリーズ、グレードを示すものがどこにもありません。
ガソリン仕様の6気筒だというのはわかるのですが、
排気量がわからないのです。加速性能からすると2.5リットル
のように思えたのですが、結局わからず。
アクティブステアリングはついてないようでした。
アウトバーンは昨年も2回出張で走りましたが、今回はまと
まった距離を走れました。
(その2回とも、BMW5シリーズを希望したのに
VWフェートンになってしまいました。同額でアップ
グレードしてあげるからと言われて。フェートンはあまり
にも売れないのでレンタカー会社に安く卸しているようです)
アウトバーンといえばひたすら速度無制限というイメージが
ありますが、最近は随分制限速度区間が増えたようです。
200km/h以上で走っていると、急に120km/h制限の標識が
出てきてブレーキを踏むことになります。
だいたい皆、守っていますね。+20km/h以内には入って
います。そして、制限速度区間終了の標識が出たら
アクセルを床まで踏みます。
とは言っても、3車線でも中央レーンは120〜140km/hで
流れているので追い越しレーンとの相対速度差はかなりの
ものです。しかも、ドイツのドライバーはあまり後ろを気に
せず、自分の都合で追い越し車線に出てくる人が多いので、
結構ひやっとすることがあります。
しかし、事故はあまり見ませんでした。
基本的にヨーロッパの人たちは運転がうまいと思います。
レンタカーの5シリーズですが、ウィンタータイヤを履いて
いたためか160km/hを超えると横風、トラック後流、路面の
影響で神経質にふらつきました。常に修正舵を当てる
必要があるので結構疲れました。
それでも200km/hくらいで走っていましたが。。。
なお、サマータイヤの535Dに乗る機会もあったのですが
全然違っていて、ビシッと真っ直ぐ走りました。
やはりタイヤのせいでしょう。
ドイツは法律で11〜3月の間、雪が降っていたり、
雪が降りそうな予報の時のアウトバーン走行では、
ウィンタータイヤを履かないと捕まるそうです。
今回の出張中、ヨーロッパは結構暖かかったので結果的
には雪の心配はなかったのですが、まあしかたないですね。
ちなみにBMWはウィンタータイヤを履いた時には
最高速度を210km/hにすることを推奨しています。
それでも十分大したものですが。
それから、アウトバーンは工事が非常に多い。
路面の補修をしているのと、渋滞緩和のために車線を増やす
工事をしているところが多いのです。
ドイツの工事は、できるだけ車線数を減らさないでクルマを
通すようにします。すなわち、車線が狭くなるのです。
下の写真はまだ良い方で、一番狭いときは幅2メートルに
なります。しかも、追い越し車線の左側、中央分離帯は
コンクリートの壁になります。
クルマの幅が約1.8メートル。
ドアミラー全幅だと2メートル。
大型トラックは幅2メートルを超える。
で、みんな80km/hくらいで走る。
200km/hで走るよりよっぽど怖い。。。
ドイツやフランスの町中のホテルでは、地下に駐車場がある
ことが多いですが、出入り口が信じられないくらい幅が
狭くて、そのままの幅で曲がりながら地下に繋がってます。
だがしかし、駐車場にはメルセデスやBMW、アウディの
大型セダンが多くとまっている。
欧州人は本当に運転がうまいんですね。
しかし、いくらなんでもクルマが大きくなりすぎ
という気もしますが。

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