2005/11/26

エッジ飛び出し  ★陥没、剥離、折損他


  ファンスキーのチューンナップ及び補修の
   ご注文有難うございました。

 ▼到着時のスキーの状況
 片方のトップエッジが飛び出してしまい、折れ曲がってます。
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 横から見るとこんな風に

 
 ↓ そしてトップ部のデッキごと大きく欠け落ちエッジも変形。
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 困ったことにむき出しになったエッジが極端に細くなっている事。
 こう細くなると、内側に折れ曲がっているエッジ部分を叩き出す
 作業中にも折れそうでちょっと心配でした・・。

このスキーボードはインジェクション製法ですから木芯が使われて
おりません。オール硬質発泡樹脂素材でデザインシートの下に
グラスファイバー繊維をサンドしたものですから、大きな衝撃では
欠け落ちてしまい易いという弱点があります。

 飛び出したエッジのモールも一部なくなっている部分もありました。
本来こんな大きな負傷時には、スキー本体からエッジを付けたまま
芯材ごと切り取って新しい部材を嵌め込んだ方が手っ取り早くて
綺麗に仕上がります。でもこのスキーボードにはその補修法は
使えそうもありません。木芯が入っていない為、切り出しの際
その樹脂に亀裂が入り割れてしまい適切な切出しが出来ないのです。
治すつもりがますます補修範囲を広げてしまう可能性が高くなるので
インジェクション製法の板には、この補修法は使えません。

 幸いエッジも残ってますし、滑走面も端が少し欠けただけです。
中が樹脂ですから水分が入って体積膨張を起こすような心配もないので、
滑走面素材をそのまま貼り戻して活かす方法で補修する事にしました。


 ◆作業開始
まずはエッジが飛び出した部分の周辺の滑走面を大きく剥がし、
内側から叩き出しやすいように切り開きます。
出来るだけ滑走面素材は、本体そのものを貼り戻す関係で
これ以上裂かないように慎重に剥がします。
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エッジの折れた根元の少し下から少しづつ叩き伸ばしながら元の
アーチラインに整形していきます。
内部のエッジモールが捻れ曲がった部分もまっすぐ伸ばします。


伸ばしたエッジと滑走面素材にたっぷり接着剤を流しエッジを
しっかり固定。後は熱を加えプレスします。
 そのまま一日自然乾燥。
 
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翌日の朝(25日)、プレスを外しトップ部の掛け落ちたデッキと
割れて落ちそうな部分にも樹脂を流しエッジを形成し接着剤で
がっちりガード。
その後数分間熱風で表面を固め補修は完了。
午後から通常のチューンナップ作業開始し本日夕方仕上がりました。

★仕上がり
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デッキ側からの画像を取り忘れ、ラッピングしてから撮りましたので
ちょっと見辛いですがご勘弁下さい。

2005/11/22

モノスキーに改造!!  ★モノスキーに改造

 新品のアルペンボードをモノスキーに改造の
ご注文頂きました。
 有難うございますm(__)m

実はこの改造は以前にも2台程手掛けてます。
でも新品の板での改造は今回が初めてです。


 ★改造前の新品ボード
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 ★作業開始
 センター部分に付けられた印どおりにまずは
 デッキ側から8個の
 ホールを作ります。その後ソール側からロレット皿の
 挿入口を作り、ローレットがしっかり沈み込むように
 面取り作業で丁寧に入口を仕上げていきます。
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  ▼面取り作業済みの挿入口
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  今回は作成位置がセンター部分なので厚みがある為9ミリ
  サイズのローレットを使用

  ▼ローレット皿固定
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  この後貼り付ける滑走面の厚さ分の窪みが出来ます。

  ▼ソール素材貼り付け
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  ローレット皿底にたっぷり接着剤を流し
  カットしておいた8枚のブラックソール素材を
  きっちり嵌め込み接着します。 


  ▼熱圧着プレス
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  しっかり固定されるように熱プレスで15分圧着し
  その後翌日の朝まで自然乾燥します。


  ▼仕上げ
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  本日プレスを外し、はみ出した接着剤の除去と
  張った素材の段差をなくす為ハンドメイドによる
  ファイル研磨し完成!!

★今回はチューンナップなしのホール作成のみの
ご注文につきここで作業は完了です。

★完成したアルペンボード兼モノスキー
   
ビンディングをセットするとこんな感じになります。
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★インサートホール作成のみ  
  作成料金¥8,400(¥1,050×8個)
  ・往復送料無料

  一台で2度美味しい!!
  この改造、皆さんもいかがでしょうか?
  きっとゲレンデでは目立つことでしょうね。
  本日夕方に発送いたしました。
  どうぞ楽しんでください。
  ありがとうございました。
  

2005/11/17

2)滑走面剥離/その2  ★陥没、剥離、折損他

 
 先日15日に滑走面カットし接着、熱プレスしたその後の続き・・

 16日午後からプレスを外し、シャベル部分の反りの修正作業に
 かかりました。万力でボードを固定し、トップを平プレスに挟み、
 少しづつ力を加えてゆっくり内側に煽ること数回。 
 ほぼ原型に近づいたところで、戻らないようにガッチリ周辺も
 プレスしながら40分加熱。約一時間放置して様子を見ます。
 形が落ち着いたところでチューンナップ作業を開始。
 
 研磨され滑走面に艶が戻り、いい感じに作業が進みます。

 ベースワックスを浸透させその日の作業を終えました。

 滑走面を貼り付けたところはこんな状態になりました。
 
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  滑走面全面
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明日滑走ワックスを2度入れてパッキングし完成です。
もうしばらくお待ち下さい。



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