現代の青少年の問題を考える上で、重要な見方を示す本が刊行されました。
『若者の社会は階級社会』
山木一しげる 新風舎[2007.05.05]
クラスルームの中で「不良」を頂点とした格上・格下の構造ができあがっている。
自分の優位を示すため、階級が下がらないようにするため、イキがった態度をとる。
そして「下」の者の人権や正義を無視した価値観がクラスを覆う。
「なんだ、そんなこと昔から当たり前じゃないか!」と思った貴方!
それにしては「識者」によるイジメ論で、この「
教室内階級」や「
人権感覚の不在」を採り上げたものが見あたらないんじゃありませんか?さらにそれが昨今、
ひどくなっていることにも注目しないと。
無名の大学生だった著者が、初めて真正面から斬りつけた。
なお、決してメジャーな出版物ではないので、書店頭で見あたらないかも。その際はネット通販をご利用ください。(←ちょっと宣伝)