バレンタインデーから月遅れでございます。
今年のバレンタインデー前後で、私が感心した評論が一つあったので、
ホワイトデーの今日を記念して記録しておきます。
米国では、political correctness(政治的に正しい)ということが、口やかましく言われるようになっている。
例えば、クリスマスだって。
Merry Christmas!
と呼びかけてはいけない。なぜなら、クリスマスとは、キリスト教徒(単独)の宗教行事だから。ユダヤ教徒やイスラム教徒もいることを思わないと。
でも、クリスマス期間中は、公的な休日となります。そこで、米国の客商売(デパートとか)の間で、重宝されている呼びかけ声、それは、
Happy holidays!
ねっ、、これなら、休暇をお楽しみ下さいってだけで、宗教的に中立でしょ?
さてそれでは翻って、バレンタインデー。これはいけません、キリスト教の聖人、
Saint Valentine さんそのものを称える日じゃないですか!
政治的に正しく、宗教的に中立な日にするには、、、、
Happy chocolate!
と呼びかければいい。どうせ日本人は、バレンタインさん云々関係なしに、純粋にチョコレートのやりとりにしか興味ないんだし。
というわけで、
2月14日は、「ハッピー チョコレート の日」
3月14日は、「ハッピー ホワイト チョコレート の日」
ということで決定いたしました。
......なんかその方が、お菓子会社の実体的にも合ってる気がするね...。