今日の『日本経済新聞』を読んでいたら(最近、紙の新聞を読む機会が減っているのは間違いない)
ノーベル賞経済学者のクルーグマン
Paul Krugman が、最近の『国際経済学』の教科書の冒頭で国際貿易に関して、面白い見立てをしているらしい。
>二国間の貿易額は、両国のGDPの積に比例して、
>かつ両国間の距離の2乗に反比例する。
↑だいたい、こういう傾向が実際データにも当てはまるらしい。
これは明らかに、物理学における「万有引力の公式」と同じモデルだ、と。
F=G・M・m/r^2
もちろん、2物体の質量M,mを2国それぞれのGDPに見立てるわけね。
久しぶりに物理学をちょっくら見返してみました。
『日本経済新聞』[2011.6.20] 5オピニオン面
核心 「なぜ重力に逆らうのか」 本社コラムニスト 土谷 英夫