なんか東京医科大学が入学試験で女子の点数を一律に割り引くような差別的取り扱いをした、というんで問題になってますねえ。
その理由が、
「女性は医師になっても結婚や出産で離職率が高く病院側が困ることになるから」
だそうで。
ニュースソース、
これなど
うっ、これは実はねえ。
私が昔ーし、調べた(研究した)ことがあるのが。そのものズバリこれがテーマだった。
大学受験 じゃなくて 就職活動 の話だけど。
人気企業が採用試験をする時に、女子の成績は割り引いて考える。
∵なぜならば、
採用後にせっかく教育投資をしても、
女子は結婚や出産を機に辞めてしまう可能性(企業から見ればリスク)
が高いから。
ま、倫理的に言えば「差別」なんだけど、企業側から見れば
「合理的な経営行動」とも言えるんだよね。
そうそう、ひと昔前には、
「商社マンの採用で次三男を優先した(長男は親の面倒を見なければ、と海外勤務を嫌がるから)」
「東京都立進学校の定員枠に男女格差があり、女子の方が少なかった(浪人しづらいなどの理由で、女子は大学進学実績を残しにくいから)」
といった実例もあった。
ちなみに今回は、
この方のコメントが参考になった.
(吉田大樹さん、労働・子育てジャーナリスト)
>組織にとって使い勝手の良い人材ばかりを集めると、
>多様性が欠如し、中長期的に質が落ちる
というのに注目してみました。