(昨日のお話、別バージョン)
横暴な皇帝は自分を批判する知識人(儒学者)を家族もろとも皆殺しにしろ!と命じました。しかし徐福という抜け目ない男が申し出ました。
“東海の彼方には仙人の住む島があります。私にお金と船を下されば、知識人の子どもたちを乗員にして、不老長寿の薬を取ってきます。”
徐福は子どもたちを船に乗せて東海に逃がすと、自分はお金を持ってトンズラしました、とさ。
「だから日本人は背が低くて頭が良い」という伝承が中国にはあるそうです。(子どもも成長すれば大人と同じ背丈になるじゃん、という突っ込みは止めてね)
ところがこの東海長寿伝説、中国では「最近」まで信じられていたらしい。日清戦争後に!日本島に調査に来た清国人、みごと埼玉県!に長寿村を発見。“120歳・110歳超の夫婦”などを報告[朝日新聞04.04.18]しています。コーカサスなんかより「埼玉県」に住んだ方が、俺も長寿になれるかな?