米国のフィットネス雑誌
OXYGENのDaily News に[04.07.19]に興味深い情報が載りました。(Rachel Calogero による研究。)
“健康的な運動は(拒食症など)摂食障害(の女性)への治療効果がある。失った体重を取り戻すのにも役に立った。”
これ自体はそれほど珍しい話でもないです。むしろ私は
「ちょっと待て!太るのを恐怖して拒食症になった人には、自分の身体をいじめるようにハードにトレーニングしないと気がすまない。生活や健康が破壊されても強迫されたように、運動に取り組む心の症状もあるだろう。手放しでexerciseを賛美するのは問題じゃないか?」
と突っ込んでいました。
ところがよく読んでみると、そういう運動強迫の人でも、“適切な運動(週4回 レクリエーションゲームとともに、ストレッチ・ヨガ・ピラティス・ウェイトトレ・有酸素運動など 60分)”を習慣づけると、“運動も摂食障害治療の一貫として位置づけて続けることができるようになった。”(という、実際の調査結果。)
おそらく、オーバートレーニングから脱却できる、ということでは。ちょっとこれから、まーく個人的にも要注目のテーマかもしれません。
“健康的に食べて運動することが、摂食障害者の多くが恐れる「太った豚」になる不安を静めてくれる”はい、間違いなくそういう心理はありますね。