2004年制作のアメリカ映画。2004年末、日本でも公開予定。『スーパーサイズ・ミー』。
主演のモーガン・スパーロックが、1日3食30日間、全米を渡り歩きながらマクドナルドのメニューだけを食べ続けるドキュメンタリー。3人の医師と栄養士を従えて。って、そんな大げさな話でもないじゃん、と思ったら、ホントに医師が必要な事態に。
結果は、というと。
1ヶ月で11kgの体重増加。ほか血圧・コレステロールも急上昇。頭痛、呼吸困難、性的不能の症状も。肝機能障害が一生残るのでは、との医師の診断。その後体重は14ヶ月かけて元に戻したらしい。月刊『PLAY BOY』[2004.09]
6/1いくら食べ放題で無料だからといっても、日本の女子ホッケーチームもマクドナルド「だけ」食べ続けるのは、やっぱりまずいかも。
身体を張ってのファストフードの告発。さらに、米国の学校給食がファストフードとスナック菓子主体になっているとの指摘。(このあたりの学校の条件は日本よりひどそうです。)
でも政治献金と広告で、食品産業は全米最大のスポンサーになっているから…。米マクドナルドは公式には映画を無視していますが、「スーパーサイズ」を廃止し、ヘルシーな「ゴー・アクティブ」メニューを加えた。変化のきっかけを作っただけでも立派なことです。
でもさあ、そもそも映画を作ろうと思い立ったきっかけ。
“2002年、二人のティーンエイジャーが肥満の責任でマクドナルドを告訴。しかし敗訴したのに刺激されて”
って、それは本人の責任だろう!